NTTドコモがミリ波で5Gサービスを開始、何が変わるのか?

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5Gサービスを知る上で周波数を知っておくことはかなり重要です。
5Gサービスでは30GHz以下の周波数を使った場合をsub6、30G〜300GHzを使った場合をミリ波と言い、周波数が高くなればなるほど、連続した周波数を通信キャリア各社に割り振ることが可能で、より高速な通信が可能になります。
なので、5Gと一括にしてしまうと全て高速通信と捉えられてしまいがちですが、実は使う周波数が非常に大きな要素になります。
NTTドコモでミリ波を使った5Gサービスが2020年9月23日に開始されたことによって、一体何が変わってくるのでしょうか?

現状調べられる範囲で調べたものを考察していきますので、最後までご覧いただけたら幸いです。

NTTドコモのミリ波サービスはどこで使える?

NTTドコモでは28GHzのミリ波の電波を利用した5G基地局を9月末時点で164箇所で展開しています。
10月末時点でNTTドコモのHPを確認しましたが、9月末時点の164箇所からの追加箇所は確認出来ませんでした。
やはり、5Gの基地局を作って行くには時間がかかるのでしょう。
気長にサービスエリアが広がることを期待したいと思います。

実際に使えるサービスエリアというと、成田国際空港、羽田空港など国際的な玄関口。
さらには、渋谷スクランブルスクエアやJR大阪駅、京都駅など164カ所となっている(10月末時点)。
具体的な場所については以下の通り。

見て頂けると分かると思いますが、ミリ波の場合、周波数が非常に高いことで電波が飛ぶ距離が非常に短くなってるため、場所で提示されている。
エリアマップで表示すると点になる形です。

ミリ波を導入するメリット

なぜ、auや楽天が既にミリ波でサービスを開始しているのにドコモは遅れたのか?
理由は定かでは無いが、2020年の目玉イベントといえば当初はオリンピックが夏頃の目玉だったため、恐らくオリンピックに合わせて5Gをアピールするにはsub6でのエリア構築を行うことを最優先にしたからでは無いだろうか。
若しくはコロナの影響により、装置の供給メーカーがロックダウンの影響を受けたこともあるのでは無いでしょうか。

遅れてでもNTTドコモがミリ波で追従を仕掛けてしている理由は速度しか無い。
ミリ波は先述したとおり、電波を遠くまで飛ばすことが難しいが、より連続した周波数を使えるため(ミリ波帯の通信キャリアへの周波数の割当は400MHzの帯域)より高速で低遅延の通信が可能になるからです。

ミリ波を使うことで、基地局からの送信を最大4.1Gbps、スマホからの送信は最大278Mbpsで提供可能としている。
さらには2020年末には、スマホからの送信を最大480Mbpsまで出来るようにするとしています。
既にサービスしているsub6よりも高速な通信が可能になる。

さらには、人が集まる部分に対して負荷を吸収する働きもあるため、混雑するような場所への導入は必須になります。

対応機種は?

このミリ波については未だ対応端末が少ない。
先日発売されたiPhone12については、残念ながら日本国内でのミリ波に対応していませんでした。

ドコモから販売されている端末では、現在はWi-Fi STATION SH-52Aのみとなっています。
今年の年末に向けて、スマホタイプのarrows 5G F-51A、Galaxy S20+ 5G SC-52Aの2機種が追加投入される予定となっています。