5Gへの移行を強化するドコモはエリア拡充とミドルスペック端末を強化(1/3)

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2020年3月末に大手通信キャリアは5Gサービスを開始し始めました。
それから半年を経過し、現状の5Gのサービスエリアにつては非常に狭くスポット的な展開に留まっています。
NTTドコモは2020年11月5日に新モデルの発表会を行いましたが、その中で5Gを加速する上でのキーとなるエリアとデバイスについて方針を発表しました。
どの様な内容だったのか、まとめましたので参考になれば幸いです。

ドコモが発表した今後の5G展開は?

NTTドコモが2020年11月5日に発表した内容は、5Gへの移行を加速させる内容でした。
5Gへの移行を加速させるキモとなるのは、5Gエリアの拡大と5G対応スマートフォンの拡充が必須になります。
発表会では、5G対応スマートフォンの冬春モデルのラインナップと新周波数を利用した神速5Gをアピールすると同時に、現在のサービスエリア、2021年3月末のサービスエリア、2021年夏の予定サービスエリアのエリアマップを公開しています。
その内容について見ていきましょう。

5Gを加速させるスマートフォンはミドルレンジ

ドコモは冬春モデルとして、5G対応スマートフォンの全6機種を発表しました。
この5Gを加速させるモデルは、スタンダードモデルとしてミドルレンジのスマートフォンを拡大した形になりました。

5Gのサービス開始時のスマートフォンは、いづれもハイスペックのモデルばかりで機能は充実した内容でしたが、自ずと価格が高値となり販売数が伸び悩んでいました。
この背景には、2019年10月に電気通信事業法が改正され、通信費と端末代金を分離する事が義務付けられているため、これまでの端末割引分を通信費から回収する事が出来ないため、端末が高価となり、普及に足止めをしている形になっています。
当初NTTドコモの販売目標は、2021年3月末には250万契約を目標としていましたが、7月の契約数は約17万、9月末時点での契約数は38万に留まってしまっていました。
約1月程遅れて、iPhone 12、12 Proが発売された事によって、10月末には契約数が50万を超えたものの目標値の250万e契約からすると、1/5程度にようやくたどり着いた形になっています。

NTTドコモの発表ではこの課題に対処する形として、5G対応のスタンダードモデルを一気に4機種投入するとしています。
その4機種はというと、サムスンの”Galaxy A51 5G”、富士通コネクティッドテクノロジーズの”arrows NX9″、LGの”LG VELVET”、シャープの”AQUOS sense5G”のラインナップとなっています。

このスタンダードモデルの4機種の価格帯は3万円〜5万円台で提供予定としており、手の届きやすい価格帯となっています。

これらについて、NTTドコモの吉澤社長は「買い求めやすい価格になっていて、より多くのお客様へ5Gを届けられる」と語っています。

スタンダードモデル4機種の大まかなスペック

サムスンのGalaxy A51 5G、富士通のarrows NX9、LGのLG VELVETのプロセッサは、いずれもQualcomm製のSnapdragon 765Gを搭載しており、ミドルレンジのスマートフォン。
ミドルレンジとはいえども、いづれの機種も3眼、4眼の複数のカメラを搭載しており、処理能力も十分にあるためサクサクと動作します。
LGのLG VELVETについては、デュアルスクリーンにすることが可能な仕様となっていて、オプションのケースをつける事によって、2画面端末にする事が選べる形となっています。

サムスンのGalaxy A51 5Gは、クワッドカメラで、その中の1つはマクロカメラとなっています。

富士通のarrows NX9は、洗うことの出来る仕様を強化し、除菌シートでクリーニングすることも可能になっています。

LGは、2画面になるデュアルスクリーンに対応し、テレワークにも活用できそうなLG VELVETを販売。

これらに対して、シャープのAUQOS sense5Gは、価格帯をより抑えた普及モデルの位置づけ。
プロセッサはSnapdragon 690を採用することで、他の3機種が選んでいるSnapdragon 765Gより性能はおちますが、普段使いには十分なモデルとなっています。
このAUQOS sense5Gは4色のラインナップですが、オンラインショップ限定で3色を展開していますので、合計で7色での展開となります。
色が多いことで、幅広い層からの購入が見込めると同時に、NTTドコモが発表した冬春モデルの中では最安になる見込みです。

ミドルレンジが4機種発表されている一方で、ハイエンドモデルについてはサムスンの”Galaxy Note20 Ultra 5G”、ソニーモバイルの”Xperia 5 II”の2機種に厳選される結果となっています。
これからiPhone 12シリーズが全4機種、春夏モデルのハイエンドモデルも継続販売されるため、ハイエンドモデルはそれなりのラインナップを継続していて、冬春モデルはミドルレンジを中心にラインナップする形となっています。