人気のNTTドコモ「ahamo(アハモ)」契約前の注意点まとめ
NTTドコモから発表された新料金プランは20GBで2,980円とかなり魅力的な料金となっています。
2020年12月3日に発表されてから、大手キャリアの追従を受けながらもNTTドコモのahamo(アハモ)は乗り換え先として一番の人気となっています。
NTTドコモのahamo(アハモ)の契約は2021年3月26日(金)開始であることが発表され、乗り換えの準備をしている方にとっては、契約を変更する前に知っておいたほうが良い内容をまとめて見ましたので、事前に確認していきましょう。
NTTドコモ「ahamo(アハモ)」がこれまでと違うことに注意
NTTドコモは2021年3月26日(金)から、オンライン手続きのみの中容量の新料金プラン、「ahamo(アハモ)」の提供を開始します。
20GB、5分間の無料通話や82カ国の国際ローミングまで付いて、月額2,980円という新プランについては、かなりの注目を集めています。
NTTドコモの「ahamo(アハモ)」は新料金プランと銘打っていますが、既存のNTTドコモの料金プランとは異なる点が多いため、その違いについて確認していきましょう。
申込みやサポートは全てオンラインに
ahamo(アハモ)は、店舗運営や人件費を削減することでより安価な価格での提供を行っているため、申し込みやサポートについては、Web若しくは専用アプリでの提供となります。
NTTドコモは、ahamo(アハモ)の対象ユーザーとして、デジタルネィティブ世代に合ったプランとしているため、申込みや各種手続きにに加えて、これまでドコモショップで提供されていたサポートについても全てオンライン若しくは専用アプリでの提供となってしまいます。
つまり、これまでの様にスマホのトラブルについて窓口で聞いたりする事が出来なくなります。
(この点については、有料での提供も検討されているようです)
さらには、ドコモショップ以外の電話窓口であるドコモインフォメーションセンターの利用もできなくなりそうです。
ただし、緊急性のあるSIMカードの紛失や盗難、利用中断、端末故障については、専用の窓口でも対応する様です。
回線契約は20歳以上へ変更
契約については、既存のNTTドコモでは、中学生(13歳)以上であれば本人名義で回線契約を行うことが可能でした。
しかしahamo(アハモ)では、20歳以上でなければ本人名義で回線契約が出来なくなっています。
この場合、20歳以上の成人名義で回線契約を行い、20歳未満の未成年を利用者として契約することは可能です。
FOMAエリアは使用不可に
ahamo(アハモ)の回線は、5Gエリアを使用可能となっているため、これまでの5G契約と同様にXi(LTE)エリアでの利用が可能となるため、スマホがFOMA(3G)に対応していてもFOMA(3G)エリアを利用することは出来ません。
概ね、FOMAエリアをXi(LTE)はカバーしているため、特に意識する必要は無いかも知れませんが、一部の地域ではFOMAエリアのみの場所もあるため確認しておくと良いでしょう。
※最新のFOMAのみの一部のエリアはこちら
海外のローミングエリアもこれまでと異なる
国内のFOMAエリアなどの差もありますが、海外ローミングについても、82の国と地域に限定されます。
ディジタルネイティブ世代の若者が旅行等で訪れる主要な場所については網羅しているとドコモはしており、今後ニーズに合わせて見直すこともあるということ。
国際ローミングはこれまで別途料金を支払う形でしたが、ahamo(アハモ)の場合は、月額2,980円の中に含まれており、容量20GB以内であれば追加料金なしで利用する事が可能です。
利用については旅行程度を想定しており、14日までは通常の速度で利用可能ですが、15日を超える場合は速度制限が掛かる仕組みとなっています。
NTTドコモのプランなのにMNPが必要
ahamoはNTTドコモの料金プランではありますが、これまでの仕組みとは異なるため、サービス開始当初は(2021年5月まで)はプラン変更ではなく、MNPによる手続きが必要です。
これらの手続きに必要な手数料については、無料になります。
ahamoへプラン変更する際の当初の流れ
①ドコモの既存プランからMNP転出の手続きを行う
②発行されたMNP予約番号を使用し、ahamo(アハモ)の新規契約を実施
NTTドコモで既存プランを契約されている場合は、MNPに伴う各種手数料(MNP転出手数料、契約解除料)は無料となり、ahamoは各種手数料を無料としているため、既存のドコモユーザーの場合は、プラン変更と同じで一切料金が発生すること無くプラン変更を行うことが可能です。
2021年5月までには、システムの改修が完了する予定で、システムが対応すれば既存プランからはプラン変更という手続きだけとなり簡単にahamo(アハモ)を契約することが可能になります。
これまでの各種割引の提供なし!
これまでのNTTドコモの料金プランは全て、割引対象のプランとなっていましたが、ahamo(アハモ)は様々なコストや経費を削減することで提供される格安な料金プランとなっているため、既存の料金プランのような各種割引を受けることが出来なくなります。
既存プランでの主な割引
・みんなドコモ割(複数回線契約時)
・ドコモ光セット割り
・dカードお支払い割
・ファミリー割引
みんなドコモ割は、割引対象外の契約であっても一部のプランは回線数としてカウントされていましたが、ahamo(アハモ)についてはカウント対象外となり割引を受ける事が出来ません。
また、ファミリー割引の家族内通話無料サービスについても、ahamo(アハモ)回線は対象外となり発信する際は5分間かけ放題以外の適用はありません。
家族からの着信については、家族内通話無料サービスとなります。
まとめて請求「一括請求」には対応なし
ahamoは複数の回線請求を束ねて請求を受ける「一括請求」に対応していません。
この場合は、NTTドコモファイナンスが提供してる「おまとめ請求」を利用することで、請求を1本化することが可能です。
この様に様々なサービス提供を受ける事が出来ません。
しかしながら、2021年5月のシステム改修に合わせて様々なサービスの見直しが行われるとされており、今後の発表に期待しておきましょう。
キャリアメールなし、dアカウント&ポイントは継承可能
ahamo(アハモ)では、キャリアメールが廃止されており、Gmailなどの利用が必要になります。
また、dアカウントやdポイントについては手続きを行うことで、ポイントを継続して維持することは可能となっています。
d払いについても携帯電話料金にまとめて支払う事も可能なままとなります。
また、利用期間については既存の契約期間はリセットされず引き継ぎが行われるとしています。
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