ahamo、Softbank on LINE、povoはどれが良いの?

ahamo、Softbank on LINE、povoはどれが良いの?

大手3キャリアが新料金プランを発表しました。
この事によって、格安SIMを使って低速に悩まされていたユーザーにとっては、契約を見直す良い機会になっているのではないでしょうか?
実際のところ、料金的には概ね横並びになっているので、どのキャリアを選ぶか迷うところ。
今まで使った事があるキャリアにするのか、これまでと違ったキャリアにするのかは大きく迷うところ。
どの選択をするのかに迷っているのであれば、一番人気を選ぶのが世の常ではあります。
では、一体どのキャリアの新料金プランが人気なのでしょうか?

調査結果は「ahamo(アハモ)」が1番人気に

今回参考にしたのは、ALL CONNECTの行った調査結果を参考にしています。
ALL CONNECTでは、2021年1月19日〜20日の間に全国の20代〜50代で個人で契約しているスマホを利用しているユーザー1,700人を対象に実施した結果になります。

調査時の3キャリアの新料金プランの認知度は、NTTドコモの「ahamo(アハモ)」が69.8%、ソフトバンクの「Softbank on LINE」が43.1%、auの「povo(ポヴォ)」が51.8%となっており、概ね各キャリア共に新料金プランの認知はされている結果となっています。

2020年12月3日にNTTドコモが「ahamo(アハモ)」を発表した後に12月15日に調査を行った際には、45.4%の方が乗り換える意向があると回答していました。
その中でもドコモユーザーの方は56.6%の方が乗り換えたいと回答していて、格安SIMを利用しているユーザー(楽天モバイル、Y!mobile、UQモバイル等)についても40%以上が乗り換えたいと回答していました。

【3キャリアの新料金プランの認知度】

【ahamoのみが発表された時点の乗り換え意向調査結果】

3キャリアの新料金プランが出揃った後の乗り換え意向結果は?

NTTドコモの「ahamo(アハモ)」が発表されてから、携帯電話の契約を見直すといった声を多く聞くようになってきています。
NTTドコモの「ahamo(アハモ)」、ソフトバンクの「Softbank on LINE」、auの「povo(ポヴォ)」が出揃った形になり、どの新料金プランに乗り換えたいかという調査に対しては、ahamo、povo、Softbank on LINEという順となり、ahamo(アハモ)への乗り換え意向は37.9%とahamoのみの時点では45.4%だったのに対して、7.5ポイントダウンとなっています。
その要因としては、現在利用しているキャリアをそのまま使いたいといった意向が強く、ドコモユーザーは55.3%、ソフトバンクは47.7%、auは49,3%となったことが要因です。

格安SIMユーザーではどうかと言うと、ahamoへの乗り換え意向が一番多い結果となっており、理由としては、電波が繋がりやすいキャリアだからといった声が多くなっています。

特に楽天モバイルユーザーのahamoへの乗り換え意向の理由は59.0%が電波が繋がりやすいことを理由にしていて、楽天モバイルの電波品質が悪いことが乗り換え意向を後押ししている形となっている様です。
一番大きな理由としては、価格が安いからといった事も大きな要因となっており、NTTドコモの品質を安く使えるといった事がahamo(アハモ)の人気を支えている形となります。

【既存契約者別 3キャリア新料金プラン乗り換え意向調査結果】
【ahamoに乗り換えたい理由】

おすすめは、ahamo(アハモ)が一番?知らぬと損します。

調査の結果では、ahamo(アハモ)が一番人気となっています。
そして、理由は安さと繋がり易さが理由となっています。

3キャリア共に新料金プランではLTE(4G)、5Gに対応します。
そして知っておきたいのが、3キャリアの5Gの対応方法の違いです。

NTTドコモは、5G用として割り当てられた周波数を使って新たに5Gネットワークを構築するとしています。
その一方で、Softbank、auについては既存のLTE(4G)で使っている周波数を停止し、5G用へと変更することで5Gのサービスエリアをより早く構築するとしています。
そしてこの方法には盲点があります。
LTE(4G)の周波数を5G用として使用しても周波数の幅が変わらないので、通信速度は殆ど変わりません。
要は、LTE(4G)の速度やサービスエリアが少なくなって、5Gエリアが増えるだけになりますので、「Softbank on LINE」「povo(ポヴォ)」を契約することをお考えの方は、今後必ず5G対応スマホを用意する必要があります。

余計な支出を抑えたい方は、NTTドコモ系の「ahamo(アハモ)」を契約しておいた方が無難です。