格安SIMでおすすめのフューチャーフォンのMode1 RETROは使えるの?

格安SIMでおすすめのフューチャーフォンのMode1 RETROは使えるの?

格安SIMや大手通信キャリアで契約するにしても、通話優先で使いたい方や二つ折りのガラケー型を好む方も多いと思います。

そんな方に2つ折りのガラケーを出来るだけ安く購入して、格安SIMや大手通信キャリアで使うのって、ありだと思います。

大手通信キャリアや格安SIMで使える、おすすめのガラケー型のandroidスマホ「Mode1 RETORO」をこの記事では紹介していきます。

SIMフリースマートフォンMode1 RETOROは使えるの?

格安SIMに限らず、大手通信キャリアでもSIMフリースマホのMode1 RETOROが使えるかどうかって気になるかと思います。
このMode1 RETOROは、関東圏に「テルル」というケータイショップを展開する、ピーアップが手がけるSIMフリースマホの第二弾になります。
ちなみに第一弾は2016年に発売された、スマホ型のMode1 RR MD-01Pになります。(今回は省略とさせて頂きます。)

では実際に使えるかというと、docomo及びdocomo系格安SIM、Softbank及びSoftbank系格安SIMで利用可能です。
残念ながら、au及びUQでの利用は出来ません。

勿論、SIMフリーの端末なので、SIMロック解除等は必要ありません。

大きな特徴はフィーチャーホンの様な2つ折りスタイルが特徴的で、通話をメインで使われる方におすすめしたい携帯です。

Mode1 RETOROの気になるスペックは?

OSはandoroid7.0を搭載し、液晶ディスプレイはタッチパネルに対応しています。
大手通信会社から発売されている通称「ガラホ」については、タッチパネルに対応していないので、Mode1 RETOROはスマートフォンとしても操作可能な製品となっています。

基本的なスペックを先ず見ていきましょう。

サイズ 約56(W)×120(H)×18.1(D)mm
重さ 約141g(バッテリー含む)
カラー ブラック / ホワイト
対応OS Android™ 7.0
CPU Mediatek MT6737M【クアッドコア 1.1GHz】
メモリ RAM : 2GB
ストレージ ROM : 16GB
バッテリー 1,650mAh(脱着式)
メインディスプレイ 約3.5インチ(WVGA IPS)
サブディスプレイ モノクロ 32×109dot TFT液晶
文字入力 物理キーボード搭載
タッチパネル マルチタッチパネル搭載
センサー GPSセンサー・加速度センサー・近接センサー・照度センサー
スクリーン解像度 WVGA IPS (800×480)
メインカメラ 800万画素 ※Interpolation
サブカメラ 200万画素
Wi-Fi Wi-Fi : Dual-band(5GHz & 2.4GHz:802.11 a/b/g/n)
通信方式 2G Frequency : GSM B2/B3/B5/B8
3G Frequency : WCDMA(3G) B1/B6/B8
4G Frequency : 4G(LTE) FDD-LTE: B1/B3/B8/B19
SIMサイズ SINGLE / nano SIM
その他 Bluetooth : Bluetooth v4.1
付属品 本体・バッテリー・バッテリーカバー・ヘッドホン交換アダプタ・説明書保証書クイックガイド・microUSBケーブル(試供品)
CPUは多くの格安SIMでも取り扱われている「Mediatek MT6737M」を採用していて、エントリースペックのCPUと言えます。
対応している通信方式は、3Gではband1、band6、band8の周波数に対応していて、docomoがband1,6、softbankがband8に対応しています。
4G LTEについては、band1、band3、band8、band19の周波数に対応していて、docomoがband1,3,19、softbankがband1,8に対応しています。
docomoとsoftbankは電波が繋がり易い、プラチナバンドと呼ばれる800/900MHzに対応していますので、全国的にどこでも繋がり易いと思います。
実際のところ、auはband1に対応しているためデータ通信のみであればつかえるはずですが、auの場合3GをWCDMAという世界的にあまり使われていない方式をとっているため、通話で使いやすいMode1 RETOROでは公式では利用不可となっています。
各キャリアの対応周波数については、下記の表を参考になさってください。

使い勝手はどうなの?

特徴的なスマホの場合、やはり気になるのが使い勝手。
フィーチャーホンと同じようにテンキーで数字を入力して電話が可能なので、フィーチャーホンからスマホへステップアップする際には丁度良いスマホと呼べると思います。

Mode1 RETOROは、ブラックとホワイトの2色販売されていて、amazon価格だと、ブラックが8,980円(税別)、ホワイトが10,800円と1,000円程度の差があります。

テンキーの部分は、フィーチャーホンからすると少しワイドなボタンとなり、慣れた人だと間隔が離れているので若干押しづらいかも知れません。
しかしながら、ターゲットとしているフィーチャーホンからの乗り換えユーザーを対象としているとすると、シニア層になるので、ちょうど良いキー配置になっていると思います。

それから、2つ折りと言っても、画面がタッチパネルに対応していることから若干幅がある設計になります。

意外と便利な機能「音声検索」が使いやすく

ものMode1 TETOROのキー配置で特徴的なのが、通常のスマホだと”OK,Google”と発話すると音声検索機能が起動しますが、このMode1 RETOROはその機能を割り付けたボタンが存在します。

これは恐らく、スマホを使っている方も中々人前で”OK,Google”と発音したことがある人は少ないのではないでしょうか?

それらの部分を鑑みて、シニア層向けにボタン配置にkぅ見込まれているのだと思います。

使いやすくなっているので、意外と便利なキー配置です。

タッチパネル操作が出来るので、ガラホと一線の隔している

出掛けた際によく使う機能としては地図アプリですね。

ガラホの場合、テンキー若しくはスライドパットで操作をしますが、このMode1 RETOROはタッチパネル対応なので、地図を拡大/縮小したり動かしたりするのもスマホと同じ操作が可能です。

GooglePlayに対応しているのでLINEが使える!

スマホの場合、特に意識しないのがLINE等のアプリが使えるかどうか。

大手通信キャリアのガラホの場合、特定のアプリしか使う事が出来ませんが、このMode1 RETOROは、GooglePlayに対応していて、自分の好みでアプリをインストールする事が可能です。

この点については、孫をもつおじいちゃん、おばあちゃん世代にはとても欲しい機能なのですが、ガラホでは利用できないため、扱いに慣れていないけど無理してスマホを使って居るシニア層の方も居ますのでとてもかゆいところに手が届いたケータイだと思います。

もちろん、GooglePlayが使えるので、LINE以外のTwitterやFacebookなどのSNSも使う事が可能です。

なぜ、RETOROというネーミングなのか?

Mode1 RETOROというネーミングについては、単に「古い」という意味ではありません。
開発者のコメントを参照すると、古いものをさす場合にはアンティークやヴィンテージなどの言葉を使いますが、RETOROには「古いもので培われた良さを現代の技術で取り入れる」といった意味合いでネーミングされているようです。

上記の使い勝手等からしても、ガラケーやガラホとスマホの良いところを丁度良くミックスした形になりますのでとても良いネーミングだと思います。

参考:大手通信キャリア周波数対応表

【大手通信キャリアの周波数対応表】
バンドクラスBC 周波数帯域 docomo au UQ SoftBank Y!mobile 備考
Band 1 2.1GHz W-CDMA (CDMA2000) W-CDMA docomo
FDD-LTE TDD-LTE FDD-LTE SB
Band 2 1.9GHz PCS、米AT&Tモビリティ、米T-Mobile、加Rogers
Band 3 1.8GHz FDD-LTE FDD-LTE 利用は関東、東海、関西
Band 4 2.1/1.7GHz AWS、米T-Mobile
Band 5 850MHz 米AT&Tモビリティ、豪Telstra、加Rogers、ブラジルClaro,Telemig Celularほか
Band 6 800MHz W-CDMA Band19は、Band6を内包。
Band 7 2.6GHz ヨーロッパで今後利用予定
Band 8 900MHz W-CDMA
FDD-LTE
Band 9 1.7GHz W-CDMA W-CDMA 利用は関東、東海、関西
Band 10 2.1/1.7GHz
Band 11 1.5GHz TDD-LTE W-CDMA
Band 12 700MHz 米国・US lower 700 A, B, Cブロックに相当  バンド17を内包
Band 13 700MHz 米国・US upper 700 Cブロックに相当
Band 14 700MHz 米国・US upper 700 Dブロックに相当  (公共安全ブロードバンド帯を含む)
Band 15 Reserved
Band 16 Reserved
Band 17 700MHz AT&Tモビリティ,ドコモパシフィック
Band 18 800MHz (CDMA2000) Band26は、Band18を内包。
TDD-LTE
Band 19 800MHz W-CDMA Band19は、Band6を内包。
FDD-LTE
Band 20 800MHz 欧州
Band 21 1.5GHz FDD-LTE
Band 26 800MHz TDD-LTE