楽天モバイルがピンチか!2021年3月で東京都のauのローミングが無くなるとどうなる

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KDDIがauブランドで提供している4G LTEのサービスエリアを楽天モバイルに対してローミングエリアとして提供していますが、KDDIは2021年3月末で東京都のローミングは終了する事を明らかにしました。

KDDIとしては、サービス競争を促進させることを目的として、楽天モバイルへauの4G LTEのローミングを提供しています。
この決定の前提条件としては、楽天モバイルの自前エリアが都道府県毎の人口カバー率の70%を上回った時点で、両社で協議を行った上で継続終了を決定する取り決めをしていた経緯があります。

すでに、10月には、東京都や大阪府、奈良県の一部エリアで順次終了すると発表していたが、楽天モバイルの自前エリア構築が進んだのか、東京都という決定となった模様。

KDDIの広報は、東京都のローミング提供終了については、両社で協議を行った上で決定したとのことです。
今後の他のローミングエリアについても終了時期などが決定次第告知するとしています。

楽天モバイルの東京都エリアは、ローミングが無いと、どうなる?

楽天モバイルの東京都の2021年の春以降のサービスエリア予定は以下の様になっている。

東京都の23区以外はでは穴だらけになるのが一目稜線となっています。
今回の発表は東京都という発表ですが、東京23区の誤りであることを願いたい。

既に楽天モバイルユーザーの方がいたとしたら、今まで使えていたエリアが一気に使えなくなってしまう。
上の地図では示しきれていませんが、東京都には23区、市の他に伊豆七島といった島嶼部も存在する。

島嶼部をサービスエリアに入れるためには、基地局まで有線接続するための回線を用意しなければならないため都市部より構築には時間を要することが容易に想定される。

今後ローミングはいつまで行われるのか?

楽天のサービスエリアは大都市に現在は集中しています。
このため、郊外へサービスエリアを広げて構築するには、都市部よりもさらに時間を要します。

なぜかというと、都心部の場合は既に高層ビル等が存在し、高所にアンテナを設置するための土台が存在します。
この土台となるビルオーナーとの調整を行って契約を交わせたら工事を行う事で基地局が完成します。

郊外に離れると、この土台となるビルはありません
また、あったとしても既にドコモ、ソフトバンク、auの基地局設備が載って居たりするため、追加で設置する事は難しいです。(屋上に置ける重量には制限があるため)
この場合、どうするのかというと、一般的には鉄塔を建ててそこにアンテナを設置します。
鉄塔を建てるとなると、鉄塔を建設するために建築確認申請などの行政審査が入るため(姉歯事件から構造については非常に審査は厳しいです)かなりの時間を要します。
さらには、地目が農地等であると農地転用申請を行い許可を受けなければ鉄塔を建てる事は出来ません。
農地転用については、場所によっては委員会が開かれるのが半年に1回程度の場所もあるので、どんどん時間が掛かっていきます。

これらのことから、恐らく楽天は10年位、auからのローミング提供を受ける必要があります。
しかしながら、auと楽天はライバル関係にありますから、10年もローミングす続けさせてくれるかは疑問です。
さらには、ローミング費用を楽天側はauに払い続けなければならないため、楽天としても出来るだけ早くローミングを解除したいところでもあります。

auのローミング終了時期予測

auは過去を遡ると、2G(cdma one)から3G(cdma2000)へ移行した際に2Gのサービスをピタッと停止して、サービスの切り替えを行いました。
2Gと3Gを同時にサービス継続させるには2重にネットワーク設備を運営しなくてはならないので致し方ないですが、切り替えを行うにはユーザーの端末もau持ちで2Gから3Gへ切り替えを行う必要があり莫大な費用が掛かります。

今回の場合、5Gは4G(LTE)の延長線にある設備でネットワークも同様の物を利用します。
よって、4G(LTE)のサービスを停止する必要はありません。

これらのことから、楽天の設備構築が終わるまではauはローミングを提供してくれると思われます。
同時に楽天の体力はあると想定されるので、継続してもローミング代金を払い続ける事が可能だと思います。