問題続きの楽天「Rakuten Mini」が無償交換を再開。いったいどうなってるの?

問題続きの楽天「Rakuten Mini」が無償交換を再開。いったいどうなってるの?

楽天モバイルからオリジナルで販売されている「Rakuten Mini」ですが、ユーザーや電波法に抵触する対応バンドを勝手に変更したり、無許可で販売したりと問題が多発している。
この問題続きの「Rakuten Mini」を無償交換を6月〜9月の間に行っていましたが、一時的に停止をしていました。
2020年10月12日から無償交換を再開。
無償交換期間は2020年の12月31日PM8時までとして受付が完了する。
この交換期間の期限を設けている時点で怪しい感じです。
通常、メーカーリコールについては期限は無い。
この問題について恐らく楽天として問題を軽視しているものと想像される。

今後、この「Rakuten Mini」は一体大丈夫なのか?
そんな疑問について調べた内容を記事にまとめましたので参考になれば幸いです。

楽天オリジナル「Rakuten Mini」の問題って?

楽天がオリジナルで発売した「Rakuten Mini」は当初1円で販売を開始し話題を集めました。
1円で販売に踏み切ったのは、もちろん楽天モバイルの契約者を増やすためが大根源にあります。

これまで、楽天モバイルの「Rakuten Mini」の問題は、販売された「Rakuten Mini」の中で個体差があり、ホームページに掲載されているスペック表と実際の端末の対応周波数が一致していないことがユーザーからの報告で発見されたことを受け、楽天モバイルでは「WEBサイトでの掲載の情報の誤り」と公表を行いました。

具体的に何がわるかったの?

具体的には、Band1(2.1GHz帯)での通信に対応とされていましたが、Twitter上で個体によってはBand1に対応していない」と報告が上がったことが発端。
さらに当初は、サイトの掲載誤りとして、ユーザーへの対応周波数の変更について説明不足であったと謝罪を行いスペック表を更新。
しかし、販売された対応バンドの異なる個体が世の中に存在し使われている結果となり、更には技術基準適合認定や技術基準適合証明といった通称「技適」に問題ないのかとの指摘も受けていた。

そもそも、スマホなどの周波数については、総務省管轄の電波法により決まりがあり、技術適合を受けなければ電波を発射してはならない仕組みになっている。
その結果、楽天モバイルは正しく「Rakuten Mini」の技適認証を受けておらず、認証番号を正しく表記していなかったことが明らかになった。

このことについて、総務省は楽天に説明を求めることになった。
これに対応するため、楽天モバイルは変更した周波数に対する技術適合を追加で6月11日に再取得したとなっています。

これは、電波法的には電波を停止する措置を取ることも可能な内容です。
しかしながら、この電波を停止することによって被害を受けるのは楽天ではなく一般ユーザーです。
このため、電波停止命令等の措置は行われていないのが実情となっています。

同様の法令違反が基地局側に発覚すれば…

楽天モバイルのサービス自体が停止若しくは基地局の新設が停止されることになります。
大丈夫なのか…楽天。。
外資系のほうが法的にはシビアに対応しているので、日本特有の緩さが露呈した形となった。
日本から楽天が海外に進出して行くことは遠く未来のことなのだろうか。

自分の「Rakuten Mini」は大丈夫?

交換対象のRakuten Miniを購入したユーザーに対しては楽天モバイルから案内が届いていることだろう。
もし、届いていないけど大丈夫なの?と不安に思う方は、是非製造番号を確認してもらいたい。
楽天モバイルのエリア以外ではau回線にローミングを行って利用かのうとなっていますが、交換対象はBand1の2.1GHzに対応していないため、通信速度が遅い可能性があるので早めの交換をおすすめします。

対象となる製造番号はこちら
・製造番号の下6桁が〜356708
・製造番号の下6桁が682491〜

製造番号の確認方法は?

製造番号の確認方法は以下の手順で確認することが可能です。

【Android】
1.「設定」をタップ
2.「端末情報」をタップ
3.「端末の状態」をタップ
※機種により項目の名称が異なります。

【iPhone】
1.「設定」をタップ
2.「一般」をタップ
3.「情報」をタップ