au新プランは格安なし!新サービス発表は大炎上!

au新プランは格安なし!新サービス発表は大炎上!

auでは2020年12月9日に新サービスの発表会を行いましたが、具体的な内容を事前に公表されること無く発表会が始まることになりました。
その状況を受け、ドコモが先に発表した低価格プランの「ahamo」(アハモ)に対抗する格安プランの発表が行われるのではと期待を集めていました。

発表会の蓋を開けると、携帯料金の新プランについては発表はされませんでした。
期待を集めていただけに、ネット上ではクレームの嵐となり大炎上する結果となりました。
auのこの発表会の内容について見ていきましょう。

auの新プランでは格安プランの提供はなし

管新政権に代わり、アクションプランが提示され携帯事業者全てに対して料金の値下げを政府は要求しています。
これを受け、auではサブブランドのUQmobileから20GBを月額3,980円という価格の新プランを発表しましたが、これに対して総務大臣からはドコモ、au、ソフトバンクに対して、料金の値下げを更に要求される結果となっていました。
これらの状況から、NTTドコモでは20GBを2,980円とした新料金プラン「ahamo」(アハモ)を2020年12月3日に発表し世間を賑わせ話題になっていました。
au、ソフトバンクも同じ状況ですから、auからもそれ相応の料金プランの提示がされると世間はみており、今回の新プラン発表では格安プランが発表されることを期待されていました。

この状況でauが発表したのは、Amazonプライム、TELASAがセットになるプランや「DAZN」が3ヶ月無料になるといった、料金プランに関する内容は特に含まれていない結果となっています。

おそらく、新料金を計画していたと想定されますが、ドコモの新料金プランの「ahamo」(アハモ)はauのサブブランドのUQmobileから提供している20GBのプランよりも1,000円安く、5分/回かけ放題も付いていたりと、ドコモの方がかなり安くなっています。
これに対抗してauも価格の値下げを敢行することも可能でしたでしょうが、ドコモに対抗することで自社のサブブランドよりも価格が安くなり、メインブランドとサブブランドの料金が逆転する自体となってしまします。
なので、格安プランの発表に至らなかったのではと想定されます。
妥当な料金だと、UQmobileの3,980円より高くてY!mobileの4,480円より安い価格を提示してくる予定だったのでは?と思われますが、ドコモに覆されて準備が整わず、中途半端な発表会になってしまったのでは無いでしょうか?

au新プランとドコモ、楽天モバイルを比較

au比較表

本来の発表会としては、auは満を持して臨んでいたのでしょうが、直前のドコモから発表された新プランの「ahamo」(アハモ)の格安プランは想定外であったのではないでしょうか?
結果として、準備してきたかも知れない格安プランは発表する事が出来なくなったため中途半端なプランを発表したのでは?と思われます。
auが新プランに対して何も発表しなかった事については、「がっかり」させられた方が多く、大きな失望感を招いた様です。

Twitterでは「#au解約」がトレンド入りするなど、auブランドイメージ低下が大きかった発表会となりました。
また、ネット上でも同様に「期待してたのに何だこれ?」「auの新プランがゴミ」「発表会は時間の無駄だった」「ドコモのahamoに乗り換え決定」「こんな内容なら発表会を延期すればよかったのに」など裏切られた感を抱いたユーザーからの嘆きに溢れかえっていました。

Twitterの声

 

発表会の結果を受けて市場が…

auは新サービス発表会は午前9時。
発表会直後からTwitter上では、「これ、絶対に株価下がるぞ」「この発表会は自分達の株価を下げるためにやってるの?」などのツイートが見られましたが特に株価に変動はありませんでした。

しかし、午後に入った途端、auの新サービス発表の内容に将来性が無いことが拡散されると株価は下がりトレンドとなり、一気に30円程値を下げる形になった。

au株価修正

KDDI<9433> 1分足(SBI証券提供)

今後はどう挽回するのか?

管政権に代わり、武田総務大臣からの再三の値下げ要求を受け、各社は値下げプランの発表を行っていますが、auが行った新プラン発表会は「ずさん」の一言
この状況を打破するには、赤字覚悟でドコモの「ahamo」(アハモ)を超えた格安プランを提示するしか挽回の道はなさそうです。

実際のところ、auのこの状況を受け、ほくそ笑んでるのはソフトバンクでは無いでしょうか?
ソフトバンクも同じ様な状況にあり、格安な新料金プランを提示しなければいけませんので、auのこの最悪な状況は超えられるでしょうから…

今後、より一層の価格競争が行われると思います。
それらの状況について詳しく今後も解説していきますので、こちらのサイトをブックマーク登録して頂けると嬉しいです。