「Unihertz Jelly 2」7センチの超小型スマホレビュー

「Unihertz Jelly 2」7センチの超小型スマホレビュー

3インチ(約7cm)の超小型スマートフォン「Unihertz Jelly 2」が今回FaliCaに対応し、バージョンアップして登場していますので、外観やスペックなど、機になる点をまとめて確認していきたいと思います。
このサイズに一体、どのような機能が追加され、どのようなスペックとなったのでしょうか?

「Unihertz Jelly 2」っていったい何なの?

「Unihertz Jelly 2」ってなに?どんなスマホなの?って思った方も多いのでは無いでしょうか?
このスマホは、Unihertzが2020年7月からクラウドファンディング等で資金募集をしていた超小型スマートフォンで、Jellyシリーズの最新モデルでJelly 2になります。
日本向けの発送は、1月6日からデリバリーが開始され始めています。
日本向けには、香港から数回に分けて日本に届けられて、日本国内で出資者へ出資順でデリバリーしており、遅れて到着する出資者の方もいますが、2021年1月中には届けるとしていますので、未だ届いていない方はもう少しの辛抱です。

このJelly2はクラウドファンディングで集めた資金で作成され、その返礼として手に入れることが出来るため、現時点で欲しいと思っても今からスグに手に入れることが出来ません。
しかしながら、日本向け製品については一般販売を予定していて、公式WEBサイトに販売ページが掲載されていますので、そちらから購入することが出来そうです。
価格は、219.99ドル(約23,000円)となっています。

「Unihertz Jelly 2」の開封風景

Jelly 2は、日本でも発売されていた、世界最小(当時)の4G(LTE)対応の「Jelly Pro」の後続機で、クレジットカードほどのサイズに3.0インチディスプレイ、2,000mAhバッテリーを搭載していて、日本向けのみおサイフケータイ(FeliCa)を搭載しています。

パッケージは、白を基調にしていて、サイズ感はワイヤレスイヤホンくらいの箱位の印象でとても小さいです。
底面には、製品情報、型番、製品製造番号(IMEI)、認証番号等が記載されていて、日本向けの製品には製品名として「Jelly 2_JP」となる様です。

「Unihertz Jelly 2」の箱の中身は?

箱の中には、取扱説明書やSIMピン、保護フィルム等のケーズがあり、それらをどかすと「Jelly 2」が姿を見せます。
Jelly 2を取り出すと、そのしたにはUSB Type-CケーブルやACアダプタ、ケース、ストラップ等が同梱されています。
ACアダプターは、国際的なものではなく日本のコンセント形状のものが同梱されています。
付属品のクリアケースは、本体に装着された状態で梱包されていました。全面には、保護フィルムがはられており、白いタブと一緒に剥がします。
このとき、同梱されている使用時の保護フィルムを直ぐに貼ればホコリが入り込まなくて良いです。
また、背面にはIMEI等が記載されたシールが貼られていますので、剥がします。
Jelly 2のディスプレイは、切り欠きが無い3.0インチディスプレイで、サイズは高さ95×幅49.4×厚み16.5mmで重さは110gとかなり小ぶりです。

カラーバリエーションは無く、黒1色のみです。

「Unihertz Jelly 2」電源投入!

デザイン的には、昔のスマートフォンの様なディスプレイ外にハードキーが画面下に配置されています。
ディスプレイの上側には、800万画素CMOSのフロントカメラと、充電サインのLEDライトが配置されています。
手にとってみると、手の中にスッポリ収まるとても可愛らしいサイズです。
操作する際は小さいからやりやすいかというとそういう訳でもなく、画面が小さいため慎重にキーを操作する必要があります。

これまでのJellyと比べると?

ディスプレイサイズはこれまでのJellyや超小型タフネススマホ「Atom」よりも少し大きくなりましたが、操作性が向上するまでは大きくなっていないため、操作性については残念ながら、あまり変わりません。。

機種 画面 サイズ 重さ 防水 FeliCa
Jelly 2 3.0インチ 95×49.4×16.5mm 110g
Jelly Pro 2.45インチ 92.4×43×13mm 60g
Atom 2.45インチ 96.55×45×18.75mm 108.1g IP68
iPhone SE(第2世代) 4.7インチ 138.4×67.3×7.3mm 148g IP68
Pixel 4a 5.8インチ(有機EL) 144×69.4×8.2mm 143g
左からJelly Pro、Jelly 2、Atom

左からiPhoneSE(第2世代)、Jelly 2、Pixel 4a

「Unihertz Jelly 2」はクラシカルなデザイン

「Unihertz Jelly 2」の外観は、スマートフォンが出始めの頃のAndroid端末を彷彿とさせるデザインとなっていて、これまでのUnihertzが出してきたスマホはいづれも「おもちゃ感」がありましたが、今回のJelly 2 は、質感はかなり改善されています。
しかしながら、外装はプラスティックで出来ており高級感まではいきません。

カラーバリエーションは、黒の1色となっていますが、黒というか濃い紺色といった色合いでキレイです。
Unihertzの特徴である、側面に搭載されたキーも赤色のメタリックとなっており、オシャレです。

Jelly 2の背面には、メインカメラの他、フラッシュ、指紋センサー、FeliCaアイコン、Unihertzロゴがコンパクトに配置されています。

「Unihertz Jelly 2」の主な仕様は?

Unihertz Jelly 2のスペックは、MediaTek製のSoC(チップセット)で「Helio P60」でSnapdragonの6XXシリーズと同等の性能です。
RAMは6GB、内蔵ストレージは128GBで外部メモリーSDXCスロットを装備しています。
バッテリーは2,000mAhとサイズ的には仕方ありませんが小さめです。
外部端子は、USB Type-C、3.5mmイヤホンマイクジャック、FeliCaを搭載しています。

他には、Wi-Fi5、Bluetooth4.2、赤外線通信ポート、FMラジオが搭載されており、超小型サイズながら機能面では十分な機能を搭載しています。

OSはAndroid 10となっており、Android11に対応するかは不明です。

「Unihertz Jelly 2」のカメラは?

メインのリアカメラは、シングルカメラで1600万画素の広角レンズ(F1.7)を搭載していて、最新モデルの複眼カメラにはもちろん敵いませんが、日常使いでは十分な撮影が可能です。

画面側のセルフィーカメラは800万画素の広角レンズが搭載されていて、このカメラは最新モデルと比較しても何ら遜色は無く使えそうです。

「Unihertz Jelly 2」は日本国内キャリアはどこが使えるの?

「Unihertz Jelly 2」は4G(LTE)スマートフォンで、5Gには対応していません。
LTEネットワークでは、LTE Category 4に対応しており、下り150Mbps、上り50Mbps、VoLTEにも対応しています。

対応周波数は以下の通りとなっており、日本国内のプラチナバンドやTDDにも対応しており、4GLTEであれば、どのキャリアを使っても差はありません(楽天モバイルはプラチナバンドを持っていないのでオススメ出来ません)。
よって、どの格安SIM(MVNO)でも利用可能ですのでご安心を。

GSM(日本国内使用不可):Band 2/3/4/8
【3G(au)】CDMA2000: BC0/BC1
【3G】WCDMA: Band 1,2,4,5,6,8,19
【3G】TDSCDMA: Band 34/39
【LTE】FDD LTE: Band 1/2/3/4/5/7/8/12/13/17/18/19/20/25/26/28A/28B/66
【LTE】TDD LTE: Band 34/35/39/40/41

「Unihertz Jelly 2」は日本国内で安心して利用可能

上の記述で、日本国内でどのキャリアでも利用出来ることは記載しましたが、日本国内で使用するには技術適合を受けていなければ利用出来ません。
個人輸入で技術適合していないスマートフォンを使われていない端末を利用されている方も中にはいますが、違法行為です。
IMEI番号はネットワーク側に通知されているため、総務省が動けば一斉に検挙が簡単に行なえますので、そうならないように日本国籍の方は、利用を控えましょう。オリンピックが終われば…あるかも。。

さらには、おサイフケータイ機能が使えるFeliCaも今回から搭載されているので、モバイルSuicaやPASMOも利用可能で、Google PayをインストールすればIC決済も利用可能になっていますので、よりお財布に近い存在になってくれること間違いなしです。

「Unihertz Jelly 2」まとめ

Jelly2は以前のモデルに比べると、かなり実用面で機能が向上しています。
特にメリットを感じる際は、ちょっと外出する際にはこれ1台で用が足りてしまう程、機能面で充実しています。
さらには、このコロナ禍で外出する機会が減ってしまっている状況であれば、スマートフォンで暇つぶしする事も無いため、小さな画面で十分ですし、バッテリーの持ちもあまり気になりません。

長時間持ち出す際には、バッテリーの容量が2,000mAhなので無くなることが気になります。
予備のモバイルバッテリーを持っておくと安心感がありますが、待受程度であれば十分1日持ちますので、そこまで用意しなくても大丈夫そうです。

Jelly 2の売りは、やはり超小型であることです。
それらを加味した上で、機能が充実していますのでエンタメ系を楽しむ方には向いていないかもしれませんが、通話だけ等の方にとってはかなりオススメの機種では無いでしょうか?

 

もちろん、筆者は普段から複数台のスマホを持ち歩いていることもあり、Jelly 2が必要か?と問われれば答えが難しいところではありますが、小さくてかわいいですし、当分は赤外線リモコンとして普段から部屋着のポケットに入れておきたいところです。

また何よりもAtomで対応できなかったおサイフケータイについに対応したというのも大きく、しかも海外向け製品と比べて+20ドル(約2,000円)で済んでおり、某大手メーカーのおサイフケータイに対応させるのに「1万円かかる」とはなんだったのかという気すらします。

もちろん、Jelly 2の場合はクラウドファンディングであり、限りなく原価に近いのかもしれませんが、初めて対応させる製品でこの価格差、しかも他の大手メーカーも「1万円かかる」ということを否定していましたし、コスト面でおサイフケータイに対応しないというのは怠慢でしかないように思われ、そういうメーカーの製品は購入したくないなという気すらしてきます。

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