Huaweiからポルシェとコラボした「Mate 40 RS Porsche Design」が19万円で!

Huaweiからポルシェとコラボした「Mate 40 RS Porsche Design」が19万円で!

Huaweiはポルシェデザインとコラボした「Mate 40 RS Porsche Design」を2020秋冬モデルのフラッグシップ機のMateシリーズから販売されています。
このHuaweiとポルシェデザインがコラボした「Mate 40 RS Porsche Design」は、価格は約19万円となっており、通常のスマートフォンの中では高価格帯のスマートフォンになっています。
これまで、特別なモデルとしてSamsungから40万円のスマートフォンが発売されたりしており、それらに比べると若干安く感じますが「Mate 40 RS Porsche Design」とは一体どのようなモデル名のでしょうか?
ちょっと詳しく見ていきましょう!

Mate 40 RS Porsche Designの気なるスペックは?

Mate 40 RS Porsche Designは、Mate 40シリーズの上位モデル「Mate 40 Pro+」をベースに作られています。
SoCはKirin 9000を搭載していて、現状最速のSoCです。(AnTuTu比較より)
有名所のQualcomm Snapdragon 865+ 5Gと比較しても1.1倍の性能です。
RAMは12GB、ストレージは256GB/512GBで、256GBのモデルの価格は1万1999元(約19万円)です。

19万円という価格は通常のスマートフォンの現状の価格帯ではかなり高額の部類になりますが、これまでの特別仕様のスマートフォンには、Samsungから「Galaxy Z Fold2 Thom Browne Edition」が40万円を超える価格帯だったので、それらの特別仕様のスマートフォンと比べるとお手頃な部類なのかな?と勘違いしてしまいそうです。


左が「Mate 40 RS Porsche Design」、右が「Galaxy Z Fold2 Thom Browne Edition」

Mate 40 RS Porsche Designの背面カメラは特殊なデザイン?

Mate 40 RS Porsche Designの背面側のデザインや仕上げはスポーツカーを連想させるようなデザインで他には見かけないデザインなので、背面を見せたくなるデザインとなっています。

背面のメインカメラは、「Mate 40 Pro+」のデザインでは円形にカメラが配置されていましたが、円形ではなく八角形となっています。

カメラは5眼となっており、5000万画素の広角カメラ、2000万画素の超広角カメラ、1200万画素の3倍望遠、800万画素の10倍望遠、深度カメラがぐるりと並んで配置されています。

Mate 40 Pro+と比較すると800万画素の10倍望遠が追加されています。
この10倍望遠カメラを搭載しているモデルは珍しく、特別感を演出しています。
さらには、Mate 40 RS Porsche Designには赤外線を使った温度計を搭載しています。
体温などを正確に測定する用途には使用できませんが、手軽に周囲のものの温度を測定出来ます。
ポルシェデザインというだけ合って、レースなどでは路面温度やタイヤの温度を測る機会が多いため追加されたのでは?と思われますが、経緯は不明です。
この赤外線を搭載したモデルは「Honor Play4 Pro」を発売していますが、その他のモデルには搭載されなかったため、今回特別モデルとして搭載されたのでしょう。

Mate 40 RS Porsche Designのカメラは出っ張ってる?

カメラ部分は「Mate 40 Pro+」の円形が八角形にデザイン変更されていることで若干厚みが増しています。
サイズは「Mate 40 Pro+」は、高さ162.9 ×幅75.5×厚み9.1mmで、「Mate 40 RS Porsche Design」は、高さ162.9×幅75.5×厚み10.1mmとなっており、デザインの違いによって約1mm厚みが増えています。

このカメラ部によって1mm厚くなったことによる影響はさほどありません。
カメラ部は中央に配置されているため、テーブル等に置いた際も特にガタつくことは無く違和感はありません。
それよりかは、最近の複眼カメラ搭載モデルのレンズが片側によっているため、テーブルに置いた際のガタツキの方が気になる感じです。

側面の電源キーは赤いラインとなっていてとてもオシャレなデザインになっています。

Mate 40 RS Porsche Designのカラーバリエーションは?

「Mate 40 RS Porsche Design」のカラーバリエーションは、セラミックホワイト、セラミックブラックの2色のラインナップがありますが、どちらも甲乙つけがたい配色となっています。

Mate 40 RS Porsche Designは純正カバーもそれなりの価格!

カラーバリエーションは2色ですが、カバーを装着することであまり気にならなくなります。
しかしながら、純正のフリップタイプのカバーは本皮で1999元(32,000円)で、背面のみのカバーは、999元(16,000円)となっていて、カバーもそれなりの価格です。
社外品のカバーは取り扱いが少ないながらも存在はしているため、折角のデザインを損なわないように探してみるのもありです。。

Mate 40 RS Porsche DesignのUIはオリジナルアイコン

「Mate 40 RS Porsche Design」ではUIは専用のアイコンや壁紙などポルシェデザインの専用モデルとなっています。
Huaweiのスマートフォンは米国の帰省によって、Googleのサービスを受けられませんが、香港等のショップでは独自に改造し、Googleサービスを搭載して販売しているところもあるようです。
その場合、専用アイコンとgoogleのアイコンのデザインは大幅に異なるため、デザイン性を大幅に損ないます。
専用アイコンでHuaweiのOSで利用される方が大半だとは思いますが、一長一短はありそうです。

参考ですが、下の写真がGoogleサービスを搭載した場合の「Mate 40 RS Porsche Design」の画面になります。