ドコモのギガプランが上限設定可能に!

ドコモのギガプランが上限設定可能に!

NTTドコモのギガプランはSTEPbySTEPで料金が高くなる料金形式になっており、ユーザーからは上限設定したいという声が多く寄せられていた様です。
その声がようやく実現し、NTTドコモは「ギガライト」と「5Gギガライト」のデータ容量の上限をSTEP1の1GBに上限設定可能となるオプションを2021年3月1日から提供することを発表しました。
具体的などの様な内容か見ておきましょう。

ギガプラン上限設定オプションはどんなもの?

NTTドコモの料金プランのうち「5Gギガライト」「ギガライト」のデータ容量はSTEP1は1GBとなっており、そのSTEP1で上限設定できるようにすることで、ユーザーが意図した料金でコントロールし易くなるオプションになります。
この「ギガプラン上限設定オプション」については、2021年3月1日から提供開始される予定となっており、申込みは2021年2月18日から受付開始となります。

これまでの、5Gギガライトとギガライトは1GB、3GB、5GB、7GBの4つのステップが設定されていて、ステップが上がるごとに料金が自動で繰り上がる仕組みでした。
複数の回線を契約していて、ステップ1だと2,980円、みんなドコモ割を適用すると、2回線目は2,480円、3回線以上は1,980円となりますが、1GBを超えると1,000円値上がりしていたので複数回線を契約している家族の方の場合、大きな負担となっていました。
この「ギガプラン上限オプション」を設定すれば、1GBを超過すると速度制限が掛かり、128kbpsになりますが、1GB以上の料金を取られる必要はありません。
このオプションを利用するには、申込みが必要ですがオプション利用料金は掛かりません。
申し込みはオンラインの「My docomo」から可能となっています。

また、速度制限が掛かった後でもオプションを廃止することで、速度制限を解除することは可能ですが、上限設定は1GB以外の設定は出来ません。

ギガプラン上限設定は少し中途半端

この「ギガプラン上限設定」オプションは、ステップ1の1GBへの設定しか出来ません。
この仕組はとても残念で、一般的なユーザーは3GBもしくは5GBの容量を必要とされている方が多くいるため、3GBや5GBの上限設定が出来ればとても便利なんですが、とても残念です。
これはNTTドコモとしても料金収入を得られるチャンスにも関わらず、仕組みが導入出来ないとするとシステム的に見直したりする事が必要なのでしょう。
是非とももう一歩踏み込んだ形で仕組みを作って頂きたかったところです。

しかしながら、料金の使いすぎを防止する観点だけであれば防止することは可能なので、中有と半端ながら1歩前進したことを評価するべきでしょうか。

しかしながら、NTTドコモが先に発表した新料金プランのアハモ(ahamo)は20GBの容量で2,980円ですから、ギガライトプランの5GBの容量と同じ金額になりますので、ギガライトプランで5GB使うくらいならアハモ(ahamo)に契約を変更する事が無難となります。

ギガプラン上限設定オプションは、2021年3月1日〜利用可能となりますが、同時期にアハモ(ahamo)もサービス開始の予定になっているので、それまで月間どのくらいのデータ容量を消費しているのかを確認しておくと良いでしょう。
もし、1GB、3GBであればそのまま契約を維持して問題ありませんが、5GBになるのであればアハモ(ahamo)に料金プランを変更すると良いでしょう。

ドコモユーザーだけでなく、他の格安SIMユーザーや他のキャリアのユーザーもNTTドコモのアハモ(ahamo)についてはかなり注目されており、多くのユーザーが流動することが予想されます。
そのため、2021年3月に一度に契約処理が完了するのは難しいと思います。
なので、数ヶ月のデータ使用量を確認し、アハモ(ahamo)へ契約変更の意向が決まったら予約をしてスムーズに契約変更できるようにしておきましょう。
アハモ(ahamo)の予約はこちら