NTTドコモのアハモ(ahamo)の影響で携帯電話料金の示し方の重要性が見えてきた

NTTドコモのアハモ(ahamo)の影響で携帯電話料金の示し方の重要性が見えてきた

携帯電話等のIT系の情報といえば、ITmediaですね!
そのITmediaに掲載されているアクセス数から、NTTドコモがアハモ(ahamo)を発表してからの各社の情報へのアクセスが増えていることが伺えます。
NTTドコモがアハモ(ahamo)を発表してからの影響やauの炎上、ソフトバンクのアハモ(ahamo)追従と話題が豊富です。
一体、どの様な情報にみんな興味を示しているのでしょうか?

 

ITmediaのアクセスTOP10(2020.12.30現在)

ITmediaの2020年12月30日現在のアクセスTOP10については以下の通りです。

  1. 日本通信とドコモの「音声通話卸役務」の料金協議が指定期日内に終了せず 日本通信はどうする?
  2. 2020年を振り返る(10月編):1カ月遅れでやってきたiPhone祭り(発表編)/iPhone 12シリーズは5G契約が必要?
  3. 楽天モバイルのMNOサービス申し込み数が200万件を突破 12月30日付
  4. Xiaomi、Snapdragon 888搭載「Mi 11」を1月に中国で発売 4000元から
  5. 買い替えは「iPhone 12」がベスト! 12 Proを買った筆者が後悔した理由
  6. ついに発表! 2020年を代表するスマートフォンは?
  7. 「Galaxy Note20 Ultra 5G」でドコモの「ミリ波5G」の実力を確認/ドコモが「国内完全無制限」の5Gプランを発表
  8. ドコモの「ahamo(アハモ)」、気を付けるべき点は?
  9. 携帯ライター・ジャーナリストが選ぶ2020年のスマホ/ソフトバンクとY!mobileが新プラン
  10. 政府主導で進んだ料金値下げ/静かな船出も普及の兆しを見せた5G――2020年のモバイル業界を総括

ランキングについて

ランキング上位は、NTTドコモのアハモ(ahamo)の影響が徐々に薄れてきている感がありますが、現在でもTOP10にはアハモ(ahamo)に関する記事は3記事含まれており、アハモ(ahamo)発表を受けて追って新料金プランの発表を行ったKDDIやソフトバンクの記事が上位にいないのが分かります。
これにより、世間の注目はNTTドコモのアハモ(ahamo)がダントツで他のKDDI、ソフトバンクについてはアクセスが伸びていないため、あまり注目されていない模様。
今回の新料金プランの発表については、NTTドコモが圧勝といったところでしょうか。

しかしながら、第3位に割り込んできているのが、楽天モバイルの200万件を突破した記事です。
楽天モバイルがかなり契約数を伸ばしており、かなり注目を集めている事が分かります。

NTTドコモのahamo絡みで、ギガライトの上限オプション設定が可能となった記事について、以前上位にランクインしていたので参考に紹介しておきましょう。

NTTドコモがギガプラン上限オプション

以前のランキングから姿を消したギガプラン上限オプションですが、記事内にアハモ(ahamo)関連の記載と関係しているからか記事としてはアクセスは低調ながら維持をしていますので、NTTドコモのギガプラン上限オプションについておさらいしておきましょう。

ギガプランの上限オプションは、「5Gギガライト」「ギガライト」の料金プランのステップ1(月間1GBで1,980円(税別))で自動的に制限を掛けてくれる仕組みて、無料で利用可能なオプションです。
今後明確になってくる新料金プランの見直しについて、先手を打って発表したものと思われます。
このオプションは、とにかく安く済ませたいといったユーザーにとっては利便性の高いオプションになります。

KDDIの炎上プランはどうなったのか?

NTTドコモの新料金発表直後に新料金プランを発表したKDDIですが、セット割引のプランとなっており、世間から「期待はずれ」などと嘆きの言葉が多く寄せられていました。
このKDDI関連の記事は、17位と落ち込んでいるものの、以前としてアクセスされている記事のようなので、こちらも参考におさらいしておきましょう。

KDDIが発表した炎上プランについては、Amazonプライムを既に利用している方、もしくはこれから利用しようとしているユーザーについては、若干のメリットがあります。
その中でも「データMAX 5G Netflixパック」、「データMAX 5G ALL STARパック」については、追加料金無くAmazonプライムが付いて来るようになるため、プラン変更して恩恵を受けない手はありません。

しかしながら、このKDDIが提示した新料金プランについては、NTTドコモが発表したアハモ(ahamo)のインパクトの後に発表となった事で、世間の期待を裏切る形となったことや、割引後の料金の提示を行い、実際の料金を明確にしていなかった姿勢が問われ、かなり炎上しました。
大きな信頼を失った形となり、KDDIは更にアハモ(ahamo)を超えるインパクトのある料金プランを提示出来なければ、かなり遅れをとる事は間違いない。

これまでもKDDI以外のドコモ、ソフトバンクも割引を適用した表示で料金を発表してきており、これまで通りと言ったらこれまで通りなのですが、NTTドコモのアハモ(ahamo)の誠実な料金発表を受け、相反する形の発表をしたKDDIは信頼を裏切る形となりました。

後にソフトバンクも2020年12月22日に新料金プランを発表する事になりましたが、NTTドコモのアハモ(ahamo)と同等の内容となっていたため、特に注目を集めることはありませんでした。

これまでの料金体系の発表はどのキャリアも誠実さについては欠けていたと思われます。
TV等の通販番組では、定価を発表した後に割引やキャンペーンを適用するとお得になるといった流れで料金の訴求をしています。この方法はお得感を得られるだけではなく、誠実な説明と考えて問題ないでしょう。

この流れは今までのキャリア全般に言えていて、webやニュース等で詳細を確認して、結果としてガッカリする流れが通常となっていたのが問題でした。

これらの流れを受け、今後の料金プランの発表は割引適用前の料金の提示が普通になって来ると思われます。
どのキャリアも今回のKDDIのような「炎上」からの信頼の失墜はしたくないですから。。

これから各キャリアから発表される料金プランについては、しっかりと確認していきたいと思います。