MVNOの屋台骨、日本通信がドコモに対抗した格安プランを発表!その実態は。

MVNOの屋台骨、日本通信がドコモに対抗した格安プランを発表!その実態は。

日本通信はMVNOの中でも老舗で様々な格安SIMへも回線の卸を行ってきている老舗です。
そんな老舗の日本通信から先日、NTTドコモが発表したアハモ(ahamo)に対抗するプランを発表し話題を集めています。
その内容は一体どの様なものなのでしょうか?
日本通信の新プランはNTTドコモのアハモ(ahamo)を倒すことが出来るのでしょうか?

日本通信のドコモ潰しの新料金プランとは?

これまで、ここまで直球で対抗している構図は無かった。
日本通信はドコモを名指しで対抗プランを掲げています。
ここまで、ドコモに対抗したプランということからかなりの本気度が伺える。
先日のauの新料金プランは一体何だのだろうか。。

日本通信がドコモへの対抗プランとして掲げてきたプランは、16GB/70分無料通話で月額1,980円といったもの。
提供開始は2020年12月10からとなっています。

日本通信の新料金プランは
「合理的スマホ料金」
「ドコモへの対抗プラン」
と銘打った新料金プランですが、初めて日本通信を知った方にとっては、「合理的スマホ料金」ってなんなの?となるのではないでしょうか?
元々、日本通信の料金プランは合理的と銘打ってサービスしていますので、初めて効いた方向けに簡単に説明しておきましょう。

合理的料金プランとは?

日本通信が提供する合理的な料金プランは、大きく分けて5つの合理的があります。

1.使った分だけお支払い、無駄がない

日本通信の料金プランは、基本料金プランに月間の容量が予め設定されています。
「合理的かけほプラン」は1GB、「合理的20GBのプラン(今は16GB)」は16GBでドコモのアハモ(ahamo)のサービス開始に併せて20GBにするといったプランで、この様な基本プランに含まれている容量を超えた場合、1GBを250円で追加することが可能で無駄がない

2.支払料金を自分でコントロールできる

日本通信の料金プランは、自分であらかじめ上限を設定することが出来る仕組みで、5GBまでに設定して月額3,000円以内にしたり、家族で契約して回線ごとに容量を予め決めておいて、家庭での支出をコントロールすることが可能なので合理的です。

3.1GBが250円で追加できて合理的

基本プランの容量を超えてしまった場合、1GB追加するのに250円で追加することが可能です。
最大で月間30GBまで追加することが可能になっていて、細かく無駄を省くことが出来て合理的です。

4.かけほーだいだから通話時間を気にしなくて合理的

合理的かけほプランのみにはなりますが、月額2,480円の料金でかけ放題となっていて、通話を主にされる方にとっては合理的プランです。
一般的なかけ放題プランはオプションで1,500円程度が相場となっていますのでかなり合理的です。

5.SIMだけの交換だから設定がいらない

日本通信の回線はドコモ回線なので、ドコモで使えるスマホならSIMを差し替えるだけで設定不要
お手持ちのスマートフォンがSIMフリーもしくはSIMロック解除しているスマホであれば、多少設定はあるもののそのまま利用可能で合理的です。

いかがでしたでしょうか?
日本通信の合理的プラントはこの様な観点から合理的となっています。
1番の特徴は1GBが250円で追加出来ると言った点ではないでしょうか。

日本通信の新料金プランは「合理的20GB(今は16GB)」

日本通信の新料金プランはドコモへの対抗プランですが、具体的には2020年12月10日から提供をドコモに先駆けて開始しますが、プラン名にもあるように「今は16GB」までとなっています。

月間16GBの容量に70分の無料通話が付いて1,980円(税抜)となっています。
ドコモのアハモ(ahamo)のサービス開始時に合わせて20GBに容量を増やすとしています。
ドコモのアハモ(ahamo)は各種手続きをオンラインとしているため事務手数はSIMの再発行以外は全て無料になっていますが、日本通信の「合理的20GB(今は16GB)」については、事務手数料は3,000円掛かります。

日本通信の「合理的20GB(今は16GB)」は基本データ料として16GB、70分の無料通話を含んだ価格となっており、データ容量が不足した場合は1GB250円で30GBまで追加することが可能な「おかわり課金方式」を取っていて、上限値もユーザーが設定することが出来るため、自分にあった容量に設定して支出をコントロールすることが可能です。

各社の20GBプラントとの比較一覧

日本通信は、ドコモが発表した新料金プランのアハモ(ahamo)に対抗した価格設定となっており、アハモ(ahamo)と比較して約1,000も安くなっています。

この日本通信のプランは、かなりおすすめではありますが、4G回線のみとなっていますので、ドコモのアハモ(ahamo)が5Gに対応していることを考えると、どっこいどっこいのプランでは無いでしょうか?
見た目を安く見せていますが、結果としてはアハモ(ahamo)と近しい料金帯となっていますので、どちらを選ぶかはかなり苦戦しそうです。

日本通信はMVNOの格安SIMになりますので、通信速度が早くならない(容量消費が遅い)ので、価格を抑えたい方は「合理的20GB(今は16GB)」プラン、速度と価格を求めるのであればアハモ(ahamo)を選択する形になります。
皆さんはどちらを選ぶのでしょうか?
自身に合ったプランを見つけて、変更してみる事が一番の理解に繋がりますので、試しに契約してみてはいかがでしょうか?

日本通信の契約プランには違約金等は一切かかりませんので試しても損はしないかと思います^^v