NXTVISION 2.0とは一体何なの?
NXTVISION 2.0は、TCL 10シリーズで初めてTCLスマートフォンに搭載されたTCL独自の高度なディスプレイ最適化技術やカメラ技術の事で、その次世代のバージョンがTCL 20シリーズ全モデルに搭載となります。
このNXTVISION2.0は、明るさやコントラストや色精度を向上させているとのこと
さらには、SDRからHDRへの変換や、AIの改善によって視覚体験をさらに強化している様です。
TCL 20 5Gのスペック等
ここから、ようやくTCL 20 5Gのスペックなどを見ていきたいと思います
TCL 20シリーズのコンセプトは、「Faster」「Stronger」「Bigger」の3本柱となっています。
TCL20 5GのSoC(チップセット)はQualcomm製の「Snapdragon 690 5G」となっており、ハイスペックではなくミドルスペックのSoCとなっており、その分価格は安価になっている様です。
ディスプレイは、アスペクト比9:20で縦長となっており、6.67インチ(FHD+ 1080×2400)となっており程々のサイズ感で持ち易さも考えられているようです。
ディスプレイの上部にはパンチホールを採用していてインカメラが配置されています。
これにより、画面占有率は91%を超えており、見た目はとても美しいです。
コンストラクト比は1500:1で明るさは450nitsとiPhone12の625nitsと比べてしまうと若干ディスプレイは暗めになりますが十分な明るさです。
サイズは、高さ:166.2、幅:76.8、厚み9.1mmで重さは206gと片手で持てるサイズ感となっています。
カラーバリエーションは、Mist GrayとPlacid Blueの2色展開となっており渋めな感じではありますが、殆どの方がカバーを使用するので問題は無いでしょう。
ディスプレイ側はラウンドガラスで覆われ、背面は3DデザインされOPVD(有機物理蒸着)の薄膜でカラーリングが施されています。
側面には、指紋センサーを搭載した電源キーや音量上下キーが配置されています。
他には、USB Type-C端子、3.5mmイヤホンジャック、モノラルスピーカーを搭載しています。
バッテリー容量は、4,500mAhで急速充電Quick Charge 4.0+(18W)に対応しており約2時間でフル充電が可能となっています。
TCL 20 5GのSoC、メモリ、カメラ性能
TCL 20 5GのSoCは、先述の通りQualcomm製の「Snapdragon 690 5G」でミドルスペックです。
RAMは6GB、ストレージは256GB、外部ストレージとしてはmicroSDXC(最大256GB)に対応していますので、高画質での撮影や動画でも十分対応可能ですし、外部ストレージに対応しているためビデオカメラ的に使用する場合はSDカードを入れ替えながら撮影すれば問題なしです。
SIMカードについては、nanoSIMカードに対応しています。
TCL 20 5GのモデルにはシングルSIMとデュアルSIMモデルが存在し、日本で販売されるモデルはどちらになるかは未定です。
他には、Wi-Fi5、Bluetooth5.1、NFC、FMラジオが搭載されていて特に不足した機能はありません。
TCL 20 5Gのカメラは?
TCL 20 5Gのカメラはトリプルレンズ構成となっていて、以下のレンズとなっています。
- 4800万画素CMOS 広角レンズ(F1.8、画角79°)
- 800万画素CMOS 超広角レンズ(F2.2、画角118°、深度測定機能含む)
- 200万画素CMOS マクロレンズ(F2.4、画角83°)
カメラの性能は、AI技術と相まって、一眼レフのような撮影が簡単に行なえますので十分なスペックを持っています。
TCL 20 5GのOSは、通信速度は?
TCL 20 5GのOSはAndroid10ベースの独自ユーザーインタフェイスとなっており、今後Android11ベースのユーザーインタフェイスを提供する予定となっていますので、OSは最新化対応されそうで一安心です。
通信速度はというと、5Gでは下り2.7Gbps、上り700Mbpsに対応しています。
4Gでは、下り1.2Gbps、上り150Mbpsに対応していますので十分高速通信が可能です。
TCL 20 5Gの対応バンドは?
5Gは、n1/3/5/28/41/78となっており、日本国内のバンドとしては、LTEと同じ周波数のn1/3と5G用バンドのn28と78に対応していますが、ミリ波のn77に対応していないため、楽天モバイルとソフトバンクのミリ波5Gは利用することが出来なさそうです。
4GについてはB1/3/5/7/8/20/26/28/32/38/40/41に対応していますが、プラチナバンドのB18/19に対応していないため、山間部やビルの谷間等の電波の届きづらい場所では少し厳しいかもしれません。
3GはB1/2/5/8の対応となっており、日本国内での利用には全く問題ありません。
TCL 20 SEのスペック等
TCL 20 SEのSoC(チップセット)は、Qualcomm製「Snapdragon 460」となっていて廉価版のスペックです。価格帯が149ユーロ(約19,000円)になっているので、妥当なチップセットですね。
5Gには対応しておらず、4Gスマートフォンになります。
ディスプレイの上部をV字型の切り欠きでインカメラが配置されていますが、画面占有率は90%を超えているため、特あまり気になりません。
デイスプレイは、アスペクト比9:20.5の縦長な6.82インチで720×1640となっており、明るさはTCL 20 5Gと同じ450nitsとなっています。
サイズは高さ172.08×77.14×9.1mm、重さは206gです。
カラーバリエーションは、TCL 20 5Gとは異なり、Aurora GreenおよびNuit Blacの2色となっています。こちらもカバーを使う方が多いと思うので特に問題ないでしょう。
背面カバーはTCL 20 5Gと同様の土葬方法になっています。
TCL 20 SEのSoC、メモリ、カメラ性能
TCL 20 SEのSoC(チップセット)は、先述の通りQualcomm製「Snapdragon 460」となっており、そこそこのスペックとなっています。
RAMは4GB、ストレージは128GB、外部ストレージはSDXCカードスロット(最大256GB)を搭載しています。
端子や装備類は、USB Type-C端子(USB2.0)、3.5mmイヤホンマイク端子、5000mAhバッテリー、急速充電対応、Wi-Fi5、Bluetooth5.0、NFC、FMラジオにを搭載していますので、普段遣いには全く問題はありません。
TCL 20 SEのカメラは?
フロントカメラは1300万画素CMOS広角レンズ(F2.2、画角79.8°)若しくは、800万画素CMOS広角レンズ(F2.0、画角80.6°)が搭載される予定となっています。
フロントカメラは顔認証に対応していて、背面には指紋センサーを搭載しています。
リアカメラはクワッド(4眼)構成となっていて、内容は以下の通りです。
- 4800万画素CMOS 広角レンズ(F2.0、画角90°) or 1600万画素 広角レンズ(F1.8、画角77°)
- 500万画素CMOS 超広角レンズ(F2.2、画角115°)
- 200万画素CMOS マクロレンズ(F2.4、画角83°)
- 200万画素CMOS 深度カメラ(F2.4、画角83°)
TCL 20 SEのOSは?通信速度は?
TCL 20 SEのOSはAndroid11ベースの独自ユーザーインターフェイスを搭載しています。
外部スピーカーは通常のスピーカーの他にミニスピーカーを搭載しており、ステレオサウンドをスピーカー音源で楽しむことも出来ます。
通信速度は4Gの下り150Mbps、上り50Mbpsとなっており、TCL 20 5Gと比較するとかなり遅いですが、価格的には妥当なスペックになっています。
SIMカードはnanoSIMに対応しています。SIMカードは1枚のシングルSIMモデルと2枚に対応可能なデュアルSIMモデルが存在します。
TCL 20 SEの対応周波数は?
TCL 20 SEの対応周波数は、4G、3G共にTCL 20 5Gと同様にプラチナバンドに対応して居なかったりと若干残念な点があります。
4Gは、B1/2/3/4/5/7/8/20/28/38/40/41
3Gは、B1/2/4/5/8