ソフトバンクによるLINEモバイルの吸収合併はどうなるの？

ソフトバンクは2020年12月22日に新料金を発表する際に、LINEモバイルを完全子会社化し、吸収合併する検討をしていると発表しました。
LINEモバイルの第２位の株主のLINEとは法的な基本合意は済んでいるとし、今後協議を進めて行くとしています。

LINEモバイルがソフトバンク傘下に入ることで何が変わるのでしょうか？

LINEモバイルがソフトバンク傘下に入ると？

LINEモバイルはLINEの子会社として2016年2月に設立し、2016年9月5日からMVNOサービスのLINEモバイルのサービスを開始しています。
LINEモバイルのサービスの特徴は、LINEアプリでの通信はノーカウントになるといったものですが、これは今後もブランドイメージとして継続して提供していく様です。
LINEアプリではLINE通話も可能ですから、実質通話も無制限に無料で利用可能なのは大きいです。

LINEモバイルは、2018年1月にソフトバンクと資本提携を行っていて、同年3月20日に契約を締結し、2018年4月2日からソフトバンクの連結子会社になっています。

ソフトバンクとヤフー、LINEの関係性は？

ソフトバンクの子会社のヤフー(元Zホールディングス)と、LINEは2021年3月に経営統合する予定になっており、その流れからソフトバンクはLINEモバイルを完全子会社化し、オンライン専用の「Softbank on LINE(仮)」を提供する方針を発表しています。
実質的にソフトバンクが完全にLINEをグループ内に取り込む形となります。

このソフトバンクがLINEモバイルを完全子会社化することにより、通信事業としては「ソフトバンク」「Y!mobile」「Softbank on LINE」の３ブランドでサービスを展開する事になりますが、LINEモバイルの吸収合併の時期の詳細は未定となっていますが、2021年3月を目処に調整しているのではないかと思われます。。