格安SIMでSMS付きがおすすめな4つの理由。SMS付きおすすめプランは?
格安SIMでデータプランを検討する際に、SMS付きにするかしないかで悩まれてる方も居るのではないでしょうか?
そもそもデータプランを検討する場合、メイン機として音声通話SIMを契約されて居る方が多いのではないでしょうか?
その様な音声通話SIMを契約されている場合、SMSは音声通話SIM側についているので特に不要な気がしますよね。
そもそも、どの様な場面でSMSを使うのでしょうか?
格安SIMでSMS付きがおすすめな4つの理由
そもそもSMSは「Short Message Service」の略で、電話番号をキーに70文字程度のメールを送受信出来る仕組みです。
通常の音声通話プランであれば、電話番号と一緒にSMSがついているのであまり気にならないかも知れませんが、データプランの場合はSMSが付いたプランと付いていないプランがあるのでデータプランの場合、その違いについて理解しておかなければなりません。
データ専用プランでSMSの有無による料金差は月額100〜150円の違いです。
金額的に小さいように思いますが、年間では2,000円弱の差が出ますので知ってから判断しましょう。
データ専用SIMの場合、SMSを付けると通話出来ない電話番号が付与されます。
その電話番号によってSMSメッセージの送受信が可能となる仕組みです。
そのため、通信会社側で番号を管理するサーバー等が必要なためSMSを付ける場合料金が発生します。
SMSを付けるとメールができるようになるだけでなく、SMSをつけることよってメリットがあリますので、迷ったらSMS機能を付けることをおすすめします。
その理由については以下の通りです。
- SNS(Google、Facebook、LINE等)の認証サービスに使えます
- SMSが無いことでバッテリーを浪費させてしまう
- iPhone・iPadでSMSを付けていないとOSの動作によってLTE通信にならない場合がある
- GPSの位置情報の処理がSMS設定が無いことで遅くなる
以上の4点についてさらに詳しく見ていきましょう。
1.SNSの認証サービスを使うことが出来る
音声通話SIMのスマホをお持ちでデータ通信用のSIMを追加で購入される方にはメリットは薄いかも知れません。
しかしながら、Facebookなどをはじめとしたインターネットサービスの多くは2段階の認証を行う際にSMSによる認証を必須としています。
SMS認証が必要な理由としては、電話番号は世の中に複数存在していません。
ですので、認証に電話番号を用いることでSNSなどのアカウントを無数に作ることが不可能となり詐欺行為などを予防するためにSMSでの認証が使われています。
逆をいうと、音声通話SIMの方でも仕事用とプライベート用のアカウントなど、複数アカウントを所持したい方はSMS付きにするメリットがあります。
SNSの中のサービスの一部はこの認証を必要としており、SMS認証を行わなければ登録出来ないかったり、機能の一部が使えなかったりします。
LINE等のサービスはFacebookのアカウントで認証が出来ますが、Facebookで認証を行った場合は、「スタンプが購入できない」「LINE電話が使用出来ない」等のデメリットがあります。
2.SMSが無いことでバッテリーを浪費させてしまう
SMS=電話番号を持っていないSIMをスマホで使うと、スマホのバッテリーを無駄に浪費させてしまいます。
データ専用SIMには電話番号がありませんので、2つの問題が発生します。
先ず1つ目は、アンテナピクト問題です。
これは、電話番号が無いことで電波が無いとスマホが圏外と判断して、アンテナ表示を圏外にしてしまう問題です。
電波は受信していてもスマホにSMSの番号が無いデータ専用SIMを挿入した場合に発生する問題です。使えないわけでは無いので気にしない方には特に問題はありません。
それから2つ目はセルスタンバイ問題です。
これは、1つ目のアンテナピクト問題の延長です。
データ専用SIMの場合、電話番号が無いので通話の回線が設定されません。
そのため、スマホ側で電波が無いと判断して圏外表示にします。(アンテナピクト問題)
このアンテナピクト問題が原因で電波をスマホが探し始めます。
その際に通常よりも余計に電波を探すようになってしまうため、電池を浪費させてしまいます。
バッテリー容量が大きく電池が長持ちするスマホを使っていたとしても、想定よりも電池の持ちが悪くなってしまいます。
データ専用SIMをスマホで使う場合は、SMSを付けておいた方が無難です。
3.iPhone・iPadだとSMSが付いて無いとLTE通信が出来ない
iPhoneでは、iOS6以前のOSではSMSがない場合、LTE回線にデータ専用SIMでは利用できませんでした。
iOS7以降でもOSによってはSMS機能が無いとLTE回線に接続出来ない事があるので、万が一を考慮してSMSを付けた方が良いでしょう。
4.GPSの位置情報の処理がSMS設定が無いことで遅くなる
スマホの位置を測位する仕組みには基地局の位置の情報が使われています。
そのため、電話番号の無いSIMの場合は、その基地局の位置の情報を得る仕組みが無いため、位置を特定するのに時間がSMSが付いているSIMより時間が掛かってしまいます。
格安SIMのデータ専用SIMを契約おすすめプランは?
格安SIMのデータ専用SIMを契約する場合、SIMを使うスマホによってプランを決めましょう。
データ専用SIM SMSなし契約の場合
データ専用SIMを契約する場合は、SMSが無いと様々な不具合が起きる可能性が高いです。
データ専用SIMでSMSなしの場合は、モバイルルーターなどのスマホ以外のものに使いましょう。
特に問題も発生しませんので安心してご利用出来ます。
データ専用SIM+SMSの契約の場合
スマホでデータ専用SIMを使う場合、SMSをセットで契約するようにしましょう。
スマホの場合、前述したとおり、様々な不具合が起こる可能性があります。
音声通話SIMを使うよりは月額料金を下げる事が出来るので、スマホを安く使う場合にはおすすめです。
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