格安SIMの通信速度ランキング【2020年1月】

格安SIMの通信速度は格安SIM会社によってかなり様々です。

実際のところ、早い格安SIMと遅い格安SIMの速度差って100倍になる事もしばしばです。

同じ格安SIMであっても、時間帯によってはかなり変動します。

なので、一概に格安SIMの速度を比較し評価するのはとても難しいんです。

格安SIMの仕組みの場合、通信速度は最低限1Mbpsほど出ていれば良しと考えていた方が無難だと思います。

では、それらを踏まえたうえで、数か月分の実測データを元にした比較結果を見ていきましょう!

格安SIM平均速度ランキング(2020年1月)

第1位 UQ mobile

UQMobileはauの子会社のため通信速度はauと変わらないため、平均31.8Mbpsととても通信速度は速いです。

速度も時間帯による変化は余りなく安定しています。

auを契約されている方であれば、UQmobileに直ぐにでも変更しても良いかと思います。

余ったデータも繰り越せるので、データを無駄なく使えます。

データ容量を使い切った場合でも、速度制限は300kbpsのためどうにか使える(大手キャリアの場合、128kbps)

第2位 Y!mobile

Y!mobileの平均速度は16.2Mbpsと格安SIMの中では高速の部類になります。

現在、softbankを利用されている方の場合、利用料金が概ね半額程度になります。

softbank回線を使っているのでSoftbankのスマホがSIMロック解除なしでそのまま了する事も可能です

また、paypayを利用されている方は、yahooショッピングで貰えるpaypayポイントも増えます。

softbank回線をお使いの方は直ぐにでも変更した方が良いと思います。

デメリットとしては、余ったデータを繰り越せないので、データの有効利用が出来ません

また、データ容量を使い切った場合の速度制限は、100kbpsとなりとても低速で使い物になりません

第3位 WiMAX2+

WiMAX2+の平均速度は15.9Mbpsとなっており、格安SIMの中では高速の部類に入ります。

WiMAX2+の場合、SIMをスマホに挿して使用するのではなく、モバイルルーターとスマホをWiFiで接続する形になりますので、電話番号がありませんので注意が必要です。(データ通信速度の順位で記載していますので…)

スマホ以外にもPCやゲーム機等WiFi接続機器がある場合、スマホは通話のみの安いSIMを挿しておいて、データ通信をWiFi経由で行う場合に有効な通信会社です。

第4位 どんなときもWiFi

どんなときもWiFiの平均速度は14.6Mbpsとなっており、格安SIMの中では高速の部類になります。

どんなときもWiFiの場合、SIMをスマホに挿して使用するのではなく、モバイルルーターとスマホをWiFiで接続する形になりますので、電話番号がありませんので注意が必要です。(データ通信速度の順位で記載していますので…)

スマホ以外にもPCやゲーム機等WiFi接続機器がある場合、スマホは通話のみの安いSIMを挿しておいて、データ通信をWiFi経由で行う場合に有効な通信会社です。

WiMAX2+と似ていますが、どんなときもWiFiは月額3,480円でデータは無制限に利用できます。

また、WiMAX2+では3日間で最大10Gまでとなっており、制限が掛かると1Mbpsと極端に速度が低下しますが、どんなときもWiFiなら気にせず利用可能です。

第5位 OCNモバイルONE新コース

OCNモバイルONEの新コースは2019年11月20日から始まった新しいコースのためユーザー数が比較的に少なかった初期の頃の速度が高かったため上位にランクインしていると予測されます。

今後はユーザー数が増えるにつれて速度が低下する可能性があります。

旧プランの1G音声プランと比べて、1,180円から980円と200円安くなっているのと、最低利用期間・解約違約金が廃止されているため旧プランを契約されている方は、時期を見て切り替えを行う方が無難です。

第6位 BIGLOBEモバイル(au回線)

BIGLOBEモバイル(au回線)の平均速度は13.4Mbpsとなっており、格安SIMの中では高速の部類になります。

オプションやキャンペーンが充実しており、月額480円のオプションでエンタメフリーを付けるとyoutubeやAbemaTVが見放題となり、youtubeなどを良く利用する方はかなりお得です。

音声通話料金が30秒9円と他社に比べて割安となっているため、音声通話を使った場合でも料金が急激に高くなることが少ないです。

他のWiMAX2+などのモバイルルーターと組み合わせて利用すればお得に最適化する事が可能です

第7位 LinksMate

LinksMateの平均速度は13.2Mbpsとなっており、こちらも格安SIMの中では高速の部類になります。

LinksMateはCygamesの子会社が運営する格安SIM会社で、Cygamesが提供するゲーム(グランブルーファンタジー、シャドウバース、プリンセスコネクト!Re:Dive、エレメンタルストーリー)の中で使える特典が毎月もらえます。

LinksMateはドコモ系の格安SIMの中でも1番速度が速く、アカウントフリーオプションを活用する事でAbemaTV、ニコニコ動画、Twitter、Facebook、インスタグラムをほぼデータ消費なしで使う事も出来るのでお勧めです

第8位 BIGLOBEモバイル(docomo回線)

BIGLOBEモバイル(docomo回線)の平均速度は、12.8Mbpsとなっており、格安SIMの中では比較的高速な部類に入ります。

BIGLOBEモバイルは480円のエンタメフリーオプションをつける事でYouTubeやAbemaTVをたくさん見たい場合にオススメの格安SIMです。

エンタメフリーオプションは月3GB以上のプランの通話SIMの場合に契約可能となります

BIGLOBEモバイルはドコモ回線のタイプDとau回線のタイプAを提供しているマルチキャリア対応となっており、データ通信が安定しているので、混雑時でも比較的安定して使うことができます。

それからデータを沢山使う方におすすめなのが、BIGLOBEモバイルを契約しているとBIGLOBE WiMAX2+が月200円引きでデータ無制限に使えるようになるのでおススメです。

第9位 イオンモバイルタイプ2(docomo回線)

イオンモバイルタイプ2はデータ通信用のプランとなっており、音声通話は含まれないプランです。

(タイプ1が音声通話プランになります。名前が分かりづらいですね。。)

平均速度は、1.3Mbpsと格安SIMの中では普通の速度になっています。

時間帯によっては速度が全くでない状況になります。

イオンモバイルはイオンが展開する格安SIMスマホサービスで、通信速度は一般的な格安SIMの水準ですが、格安SIMの月額利用料金は業界最安水準です。

第10位 LIBMO

LIBMOの平均速度は、9.77Mbpsとなっており、格安SIMの中では普通の速度です。

時間帯によっては速度が全くでない時間帯もあります。

LIBMOはTOKAIコミュニケーションズが提供する格安SIMで、最大2万円のキャッシュバックがあるので、トータルでみるとかなり安く使う事が可能です

家族などで複数SIMを付加う場合、追加SIMは格安SIMの中でも最安クラスなので家族で格安SIMを契約される方にお勧めです。

第11位 IIJmio(docomo回線)

IIJmioの平均速度は、6.3Mbpsとなっており、格安SIMの中でも普通から低速程度に位置します。

IIJmioは業界の中でもシェア第2位の高い信頼性のある格安SIMとなります。

IIJmioを提供するIIJは小規模な格安SIM会社にSIMを提供するなどMVNO業界では最大手に分類されます。

通信速度は他社に比べて引けを取りますが、通信障害を起こさない、通信速度を勝手にいじらない等の特徴を持った、独立系MVNOです。

(独立系とは、大手通信キャリアからの資本や業務提携などを受けずに格安SIMを純粋に提供していることをさします)

IIJmioはそんな地道なIIJが提供している格安SIMとなりますので、契約して直ぐに社名が変わったとか契約先が変わった等の不安要素がとても低い会社になります。

信頼性も気にされる方にお勧めです。

第12位 mineo(au回線)

mineoの平均速度は、5.8Mbpsと格安SIMの中では普通若しくは低速に分類されます。

mineoはdocomo回線、au回線、softbank回線と大手通信キャリア系全ての回線から選んで契約する事が可能です。

月額料金もそこそこ安く、複数台契約で家族でデータを分け合えるプランもあるのでお勧めです。

大手通信キャリアからの乗り換えで格安SIMを初めて試す場合、大手通信キャリア全てに対応していますので、お手持ちのスマホをSIMロック解除することなく、そのまま利用することが可能です。

 

上位12社速度一覧

順位 格安SIM会社 平均速度 備考
1位 UQMobile 31.8Mbps auの子会社のため、au回線とほぼ変わりません
2位 Y!mobile 16.2Mbps Softbank子会社のため、Softbank回線とほぼ変わりません
3位 WiMAX2+ 15.9Mbps au系のUQmobileが提供しています
4位 どんなときもWiFi 14.6Mbps
5位 OCNモバイルONE 13.4Mbps
6位 BIGLOBEモバイル(au回線) 13.3Mbps
7位 LinksMate 13.2Mbps Cygamesのゲームを利用される方にお勧め!
8位 BIGLOBEモバイル(docomo回線) 12.8Mbps
9位 イオンモバイルタイプ2(docomo回線) 12.3Mbps
10位 LIBMO 9.77Mbps
11位 IIJmio(docomo回線) 6.3Mbps
12位 mineo(au回線) 5.8Mbps