トーンモバイルを契約する前に知っておきたいメリット・デメリット！(1/2)

格安SIMや格安スマホをネットで検索すると、トーンモバイルのネット広告をよく見かけませんか？
１月1,000円から利用出来るっていう広告内容に「ほんと？」と思った方も多いのでは無いでしょうか？
「トーンモバイルって安そうだけど、肝心の通信速度は遅いんでしょ？」と言ったような疑念を払拭しなければ契約したくありませんよね？

一体、トーンモバイルって一体どんな格安SIMなんでしょうか？
契約を検討されている方に向けて、メリット・デメリットをまとめていきます！

トーンモバイルって？

トーンモバイルは月額1,000円で利用可能で、月額の料金を安く抑えたい方にとっては、ピッタリの格安SIMです。
しかしながら、最大通信速度は500〜600kbpsとかなり低速になります。
動画視聴を行う際にはWi-Fi環境が必須になりますので、動画視聴をする方はWi-Fi環境か有料チケットが必要になります。

この記事では公平な視点でトーンモバイルのメリットとデメリットを解説し、どんな人におすすめできるのか、できないのかをご紹介します。

トーンモバイルが向いている人は？

トーンモバイルは低速で容量制限が無く、対応スマートフォンに制限があることで、料金を非常に安く提供する格安SIMです。
よって、スマホを初めて使う方や、スマホに詳しくない方が先ずスマホを試しに使って見る方にはおすすめです。

おすすめ出来ない方は、動画等の通信速度が必要な通信をされる方は、別途Wi-Fi環境か有料チケットの購入が必要です。

スマホを初めて使う方

トーンモバイルの特徴として、端末とSIMのセット契約のみかiPhoneをお使いの方向けにSIMのみの契約があるだけです。
初めて使う方にとっては、選択肢に限りがあることによって色々比較して調べる必要がありません。
SIMとセットの端末の代金は19,800円となっており、他キャリアと比べるとかなり安くなっています。
iPhoneを持っている方にとっては、月額1,500円になりますが、TONE SIM（for iPhone）で契約することで、iPhoneを使う事が出来ます。

スマホ等の機械に弱い方

スマホなどの機械ものに弱い方は、何を選んだら良いのかわからず店員が居る店舗に赴いてスマホを契約すると、店員が勧めるスマホを最終的に契約することになり意外と高額なスマホを選ぶ事になってしまいがちです。
スマホ等の機械に詳しくない方はガンガン使う訳では無いので、トーンモバイルがおすすめです。
おすすめポイントは以下の通りです。

・端末種類が１種類で迷わない
・公式サイトのマニュアルが充実して分かりやすい
・遠隔でのサポートが無料で受けられる
・一部のカメラのキタムラ、TSUTAYAで店頭サポートを受けられる。

この様に、トーンモバイルは格安SIMでは珍しいサポート体制の充実がメリットです。
スマホなどに詳しく無い方は、気軽に聞ける環境があることはとてもありがたいですよね^^

トーンモバイルのプランのメリット

トーンモバイルの料金プランのメリットを大きく分けると３つのメリットがあります。

メリット①：料金プランが２つだけ

大手通信キャリアで契約をする場合は、データ容量やオプション等の組み合わせが複雑で分かりづらいです。
様々な組み合わせによって、自分にあったプランを選べなかったりと困難さを極めています。

その一方で、トーンモバイルのプランは以下の２種類となっいて選ぶ必要がない程です。

・Android用：月額料金1,000円
・iPhone用  ：月額料金1,500円

メリット②：サポート体制が充実

大手通信キャリアでは、遠隔サポートは有料で提供されていますが、トーンモバイルでは無料で提供されています。
スマートフォンを初めて持たれる方にとっては色々わからないことが多いのでサポートを無料で受けられるのは安心出来て大きなメリットになります。

メリット③：データ容量無制限

格安SIMでは、データ通信容量を契約プランによって予め決められていますが、トーンモバイルでは通信容量の制限は無く無制限です。
容量の制限はありませんが、速度制限が500kbps〜600kbpsになっているので、ガンガンデータ通信をしない方であれば問題ありません。

トーンモバイルのプランのデメリット

メリットは料金や分かりやすさなどのメリットがある一方、もちろんデメリットも存在しています。

デメリット①：最大通信速度は500～600kbpsで非常に遅い

トーンモバイルは最大通信速度を500～600kbpsで設定されています。
一般的な格安SIMの速度は1Mbps程度は少なくとも出ていますので、速度は比較的に遅いです。
インターネットやブラウジングをよくする方にとっては、表示されるまでに時間がかかったり、表示できずにタイムアウトしていしまうなどのことが起こります。

他社との速度比較

上記表で比較した場合、トーンモバイルはとても低速だと言うことが分かります。
この速度だと動画をストリーミングで視聴することは難しいです。

デメリット②：SIMのみで契約出来ない

トーンモバイルでは、SIMカードのみの契約は出来ません。
契約をする際にはトーンモバイルから端末を購入する必要があります。

スマホデビューの方は特に問題無いポイントですが、既にスマホをもっていてSIMのみを契約したい方にとっては逆にコストが増えてしまう形になります。

ただし、SIMフリーのiPhoneを持っていればSIMカードのみの契約の（TONE SIM（for iPhone））の利用が可能です。

デメリット③：動画・アプリ等の大きなデータはWi-Fiか有料チケットが必要

トーンモバイルは通信速度が遅いので、動画やアプリをダウンロードする場合はWi-Fiか高速データ通信を利用する必要があります。
深夜１時から6時までの間は、高速データ通信が可能ですのでその時間にダウンロードすることも可能です。
高速データ通信の有料チケットは1GBで300円が必要です。

高速データ通信はWi-Fi環境か、高速データ通信の有料チケット(1GBで300円)が必要です。
TONE SIM（for iPhone）の場合の高速データ有料チケットは1GBで445円となりiPhoneの場合は少し割高です。
このチケットは無制限ではなく、月10回しか適用出来ません

デメリット④：MNP転入すると月額費用がかかる

通常格安SIM等の乗り換えの場合、MNP経由で契約すると割引などの恩恵を受ける事が可能です。
しかしながら、トーンモバイルの場合は逆に損をしてしまいますので注意しましょう。

MNPで電話番号をそのままでトーンモバイルに乗り換えた場合、月額950円の090通話オプションが追加となってしまいます。

トーンモバイルは契約すると２年縛りとなりますので、MNPで契約すると最低でも950円×24ヶ月で22,800円余計な費用が掛かってしまうことになります。

まとめ

スマホ初心者にはおすすめですが、動画やアプリでデータ通信をする人は不向き！

トーンモバイルは、月額1,000円〜となっていてとても魅力的ですが、低速という条件がありますので、データを使わない人向けとなります。

そして、契約が分かりやすいので初心者は選びやすいので初心者向けの格安SIMとなります。

契約する際は２年縛りなので、２年使うことを前提に検討を行いましょう！