ゼウスWiFiってどうなの？メリット・デメリットを徹底解明！

ゼウスWiFi（ワイファイ）は、ネルソンズと女優の山本舞香さんが出演しているテレビCMが話題になっていて、容量無制限で月額2,980円という価格で業界でも話題を集めています。

コロナウイルスによりテレワークが叫ばれる中、モバイルルーターを用いた回線なので回線工事不要で直ぐに使えるという事もあり、現在話題を集めています。

この記事ではゼウスWiFiを実際に使ってみた感想や口コミや評判などを元に契約してから公開しないための情報をお届けします。
※現在、ゼウスWiFiの新規受付は停止しています。最新情報は公式HPで御確認下さい。

ゼウスWiFi(ワイファイ)って？

ゼウスワイファイはクラウドSIM技術を使った、大手通信キャリア回線（Au、Docomo、Softbank）を使ってサービスを展開している、モバイルルーターでのデータ通信サービスです。
格安SIMの様なSIMをスマホに挿入して使用する方式ではなく、モバイルルーターに仮想のSIMが搭載されていて、ネットワーク接続時にその場所で最適なSIMデータをクラウドSIMサーバーからダウンロードして、利用する仕組みです。

同様のサービスは最近多くなってきていますが、概ね3,500円程度でいたちごっこの状態でした。

そんな中、月額2,980円から利用可能となっていますので話題を集める結果になっています。

モバイルルーターを使っていますので、端末が到着すれば直ぐに使う事が出来、現在は最短翌日発送となっていますので、てえれわーくの際に直ぐに欲しいという方にはおすすめです。

ゼウスWiFiの料金は？

ゼウスWiFiの料金は、通常価格3,480円と同業他社と価格に差は特にありません。
ですが、キャンペーンを適用すれば、6か月間は2,980円で利用する事が可能で、7ヵ月目以降は3,280円と通常価格より安く継続して利用できるため、キャンペーン期間に契約をすることをおすすめします。
ちなみに、キャンペーンの終了期間は明確になっておらず、予告なしで変更される可能性があります。

この価格については、類似のサービスと比較すると最安の価格設定となっております。
料金表は下記の通りです。

ゼウスWiFiの端末は？

ゼウスWiFiでは端末は０円でレンタルされます。
レンタルされる端末は、「H01」という名前の液晶画面が付いたモバイルルーターです。
H01は他の容量無制限のWi-Fiで用いられる「U2s」よりも同時接続数が多く、操作がし易いポケットWiFiとなっております。
※実際の端末には、”Model:HWR001A”という文字が記載されていました。

レンタルされるH01のスペックはこちら

ゼウスWiFiのデメリットは？

容量無制限で同様のサービスでは最安の価格設定になっていますが、実際に無制限に使えるのでしょうか？
契約してから使えないでは契約する意味がありませんので、実際使えるのかを知っておきましょう。

1.容量無制限ってうたってるのに使えないの？

ご安心ください。
ゼウスWiFiは、基本的に無制限で利用することが可能です。
しかしながら、ポケットWi-Fiで有名な「どんなときもWiFi」ではクラウドSIMサーバーに実際に挿入されているSIMに不具合が発生し、利用者数分のSIMカードが不足したために4/3から新規受付を停止しています。
クラウドSIMは、サーバー側に実際のSIMカードが搭載されていて、そのサーバーに搭載されているSIMカードのデータを端末へダウンロードする事でネットワークに接続する事が可能になるのですが、SIMが不足してしまうとダウンロードするデータが無いため、ユーザーは使えない状態になってしまいます。
クラウドSIMは、サーバー側のSIMが使えないと接続すらおぼつかなくなる問題を抱えているのは事実です。

また限界突破WiFiでは、恐らくおおもとの契約条件とSIMの枚数から、容量不足が発生し、1日の通信容量制限(今日現在は5GB/日)がいきなり掛かる場合もあります。

これらのことから、業界最安と謳っているゼウスWiFiでもこれから同様の問題が発生する事は容易に想定される内容になります。

2.契約縛りがあるので注意

ゼウスWiFiでは2年縛りで自動更新の契約となります。
２年縛り自動更新とは、契約期間は2年単位となり、自動更新で２年後にさらに2年の契約がなされるという事です。
解約の際は、２年後の更新月の1ヵ月の間に解約若しくはMNPによる他社への乗り換えを行わないと解約事務手数料が掛かります。

長期間利用する事が分かっているのであれば、特に問題は発生しません。

3.通信速度は期待できない

UQ-WiMAXなどの場合は、10Mbps～100Mbpsの速度を計測する事が出来ました。
しかしながら、実際にゼウスWiFiで通信をしてみると「10Mbps～40Mbps」程度となっており、格安SIMの速度が速い部類のY!mobile程度の速度でした。

容量無制限なので大よその予測はしていましたが、速度に関しては動画視聴等で使用上問題ない範囲でZoomなどのオンラインミーティングを利用するには十分でした。

ゼウスWiFiのメリットは？

ゼウスWiFiは料金以外にもありますので、メリットについて説明していきましょう

1.キャンペーン適用で月額料金が最安に

ゼウスWiFiでキャンペーンを適用して契約すると最初の6ヵ月は2,980円と業界最安で利用する事が出来ます。
7ヵ月以降は3,280円になってしましますが、同内容の通常のプランの場合3,480円なので、キャンペーンを適用して契約すれば、ずっと割安で利用する事が可能です。

キャンペーンの期間は2020年3月30日～終了日未定となっていて、キャンペーンの内容は予告なく変更される可能性がありますので、契約しようと思ってたのに…となる可能性があります。

2.解約事務手数料が安め

ゼウスWiFiの契約は2年契約自動更新の契約となっています。
解約時の事務手数料は9,500円となっており、どんなときもWiFiの19,000円と比較すると割安です。
THE WiFiの「どスゴイWiFi」は解約事務手数うはいつでも無料なので、それよりかは高くなります。

解約時に解約事務手数料が掛からないのは、契約から30日間、24～25カ月目、48~49か月目の間となっています。

3.大手通信キャリア回線なので安心

ゼウスWiFiはクラウドSIMを使っているので、SIMは大手通信キャリア（docomo、au、sofutobank）のいづれかの回線の中から最適な回線を選択して使いますので、全国どこでも使う事が可能です。
しかしながら、実際使ってみるとsoftbankの回線を選択する事が多い様に感じました。
大手通信キャリア全てのSIMをクラウドサーバーに挿入されていても、その割合はsofutbankが多そうです。

4.容量無制限

やはり、メリットして大きいのが容量を気にすることなく利用が可能という事になります。
現状では1日3GB、3日で10GBなどの容量制限はありません。
※今後、契約数増加に伴って容量制限が掛かる可能性はゼロではありません

5.ドバドバ体験キャンペーンで使えなかった場合に解約０円

契約する前に料金以外で気にするところはやはり、実際に使えるのかという事だと思います。
ゼウスWiFiでは、「ドバドバ体験キャンペーン」で契約から30日までは解約事務手数料が0円になるキャンペーンが用意されていて、実際に使えなかった場合に安心して解約する事が可能です。
その際に全く0円という訳ではなく、日割りでの料金や契約時の事務手数料3,000円の費用は掛かります。

6.更新の案内がメールで届く

意外と忘れがちなのが、長期間利用していた場合の更新月です。
短期間では覚えているのですが、意外と長期に契約していると更新月がいつなのかを忘れて更新月を逃してしまう事があります。
ゼウスWiFiでは、更新月の前月にメールにてお知らせが届く仕組みになっていますので、良く使うメールアドレスを設定しておけば、更新忘れも安心です。

ゼウスWiFi契約前の注意点まとめ

ここまで記事を読んで頂き有難うございます。
もしあなたが、ゼウスWiFiを契約しようと考えている場合、下記の注意点を確認の上、契約頂いた方が良いかと思いますので、要点をまとめさせて頂きました。

・キャンペーンを適用すれば、1～6ヵ月は2,980円、7ヵ月～は3,280円
・端末”H01”は無料でレンタル
・レンタル端末が故障した場合の交換は有料で18,000円
・契約から30日以内なら、違約金なしで解約可能(事務手数料・日割りの料金返却無し)
・容量制限なし（実測は10Mbps～40Mbps程度）
・工事不要で翌日発送
・支払いはクレジットカードのみ

現在はキャンペーン期間のため業界最安となっていますが、いつキャンペーンが終了するかは不明です。
テレワークでなる早でインターネットへの接続が必要な方は、急いで契約した方が良いと思います。